本日の日経平均は▲24円の19729円と反落。
昨日は216円高と反発しましたが、今日は一転して手掛かり材料難で動意薄の展開でした。
日中高値が9時26分につけた19776円に対して、同安値が9時55分につけた19719円なので、日中値幅は57円となりました。
また、売買代金も前日よりも減少して1.8兆円台と、3週間ぶりに2兆円割れだったので、閑散小動きの1日でした。
昨日の記事「マド空けの上げでアイランドリバーサルが発生。目先昨日の安値で底を入れたか?」で、
「明日以降、19598~19656円のマドを埋めずに上げる方向に動いた場合、暫くの間、戻り方向に動いてくるのではないかと思われます」
と書いたのですが、本日の安値は19719円なので、一昨日から昨日にけかけて空けたマド(19598~19656円)はまだ埋めていません。
昨日の日中高値が19824円なので、上記マドを埋めずに、昨日の高値を抜けてくると戻り方向への動きとなるのではないかと考えます。
NY市場も8/11から14にかけてマド空けでの上げとなっているので、北朝鮮リスクで下落した流れは先週で終了した形となるのではないか?
また、8/11から14にかけてのNY市場の動きを見ても、
NYダウは21911~21945
s&p500は2448~2454
ナスダックは6266~6305で、それぞれマド空けでの上げとなっています。
で、昨日の8/15はNYダウは小幅高、s&p500とナスダックは小幅安で終わっていますが、すべての指数で5日線を超える形になっています。
この動き方をみると、北朝鮮リスクで下落した流れは先週で終了し、今週からは上げ方向への動きへ回帰しているのではないかと思います。
NY市場が上げ方向への動きへ回帰してくれば、6/20の高値から1か月半近く続いたレンジ相場を下に抜ける動きとなった日経平均も、
8/9の記事「日経平均はレンジを下抜けとなる。しかし、ここから更に下げたとしても19400~500円程度が下値ラインとなるのではないか」
で書いたようにレンジ下抜けは一時的な動きとなり、再度2万円方向に回帰する動きとなるのではないかと考えます。