今日は、日米の主要イベントを通過し、株価の押し上げ材料が乏しい中、序盤から方向感のない動きとなりました。
日経平均は22850円で寄り付いた後、9時25分に22801円まで下落。
そこから戻り方向になったものの、前場は上下の値幅が100円に満たない展開でした。
後場に入ってから、13時36分に22908円まで上昇。
前場の高値を抜く場面もありましたが、上値追いは続かず、伸び悩みの動きとなりました。
引けにかけては再度戻り方向となり、+36円の22902円と、日中の高値に近い水準でクローズする動きとなりました。
クリスマス休暇を控えた海外勢のポジション調整売りは一巡したとみられるようなのですが、積極的に買い進む投資家も少なく、小動きの1日となり、売買代金は前日よりも多少増加して2.4兆円台でした。
やはり、そう遠くない時期に、日経平均もレンジ上限である23000円の壁を抜けてくる動きになるのではないか
ここのところ、方向感が見えない動きが続ているのですが、今日もその動きは変わらずでした。
日経平均は12/1に22994円をつけてから、3週間程度、23000円がレンジ上限となり、それよりも上に行けない動きが続いています。
しかし、TOPIXについては、12/1の高値が1807に対して、本日の日中高値は1830なので、じわりじわりと戻りを試す動きとなっています。
年初来の高値は、11/9の1844なので、高値抜けまであと15ポイント程度にまで上げてきています。
この動き方からすると、12/20の記事「レンジ相場は未だ継続中だが、時期的にはそう遠くない所でレンジ抜けとなってもおかしくない」でも書いたように、
そう遠くない時期に、日経平均もレンジ上限である23000円の壁を抜けてくる動きになるのではないかと考えております。
なお、23000円の壁を抜けてきた場合、ここまでの揉み合いの時間がやや長かったので、その後の動きは急になる可能性もあると考えています。
外国人はここのところ連続して売り越しだし、米税制改革法案は成立の見通しとなったので、ここからは買い上がる材料はないので売り、とする見方もあるようなのですが、
当ブログでは、これまでに何度も書いてきているように、今は弱気になる場面ではなく、下がる場面があればそれを拾っていき、上げ相場の再開に備える局面にあると見ています。