今日は、前日の大幅高の反動で利益確定売りが強まり、日経平均は24026円で寄り付き、反落してスタート。
その後、ドル円が110円台を割り込んだことでムードが悪化。
トランプ政権の保護主義に対する警戒感も浮上し、輸出関連株の売りが強まり、下値を広げる展開に。
13時58分に23917円まで下落した後は、安値圏での推移となり、▲183円の23940円で引けとなりました。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
日経平均は昨日、24000円の大台をとってきたのですが、その勢いは続かず、1日で再び23000円台に戻るかたちとなりました。
昨日の記事「日経平均は高値更新だが、ここで一旦上げ止まりとなるのか? それとも明日以降も今日の流れを持続できるのか?」で、
「明日も高値を抜けずに今日の勢いが続かない形になると、ここで24500円ぐらいまで上げてくる事は難しくなり、ミニ調整の動きに入る可能性もでてくるのではないかと考えます」
と書いたのですが、今日は勢いを持続できず、反落となりました。
ドル円は昨年9月につけた107円台前半の安値を狙いにくる動きとなるかもしれない
1/17の記事「ここまで円高方向への動きが続いてるので、目先一服となっても良い感じもするが‥‥ 」で、
「今日の為替は110円割れを取りあえず回避する動きとなったのですが、流れとしては円高方向への動きが暫きそうな感じもします」
と書いたのですが、やはりドル円は1/16につけた110円台前半では止まらず、本日、110円割れとなってきました。
ここからも円高の流れは継続し、当面は昨年9月につけた107円台前半の安値を狙いにくる動きとなるのではないかと考えています。
なお、円高方向への動きが続く事を背景に、短期的には日経平均の上値が重い形になると思われ、やはり昨日の記事で書いたように、日経平均は昨日つけた24129円が短期的な高値になった可能性が強くなったように思われます。
取りあえず今日の時点では、5日線の水準(今日の時点で23890円)を維持しているので、調整入りとはまだ言えないのですが、この先同線を割り込み、また、同線が下向きに転じてくると短期的な調整局面に入ったという事が言えるのではないかと考えます。
なお、調整局面に入ったとしてもそれはあくまでも短期的な調整で、一旦調整を入れた後、高値更新に向けた動きが再開すると想定しています。
(※)調整局面入りの動きがあった場合、中期的なトレンドは上と考えているので、押し目は買いと考えます。
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