今日は為替の円高進行を受け、主力株は総じて軟調な滑り出しでスタート。
日経平均は前日よりも200円程度安い23750円で寄り付きました。
その後、10時1分に23828円まで戻したものの、戻りはそこまでで、以降は更に下値を広げる展開に。
13時43分に23649円まで下落し、300円近く下げる場面もありました。
そこからは安値圏での動きとなり、▲271円の23669円でクローズとなりました。
売買代金は前日と同程度の2.9兆円台でした。
なお、昨日の日中安値が23890円に対して、今日の同高値は23828円だったので、前日よりも60円程度マドを空けて下げる動きとなりました。
1/23に短期的な高値をつけた可能性が強まる
今日の日経平均は、271円下落し、今年最大の下げ幅となりました。
また、今日はマドを空けて下落し、5日線の水準(今日の時点で23871円)も割れてきました。
これらの点から鑑みると、昨日の記事「日経平均はやはり、昨日短期的な高値をつけた形になるのか?」でも書いたように、1/23の24129円で短期的な高値をつけた可能性が強くなったように思われます。
この場合、1/11の記事「20週サイクルの高値を既につけたのか、それとも同高値はまだつけていないのか?」で書いた、20週サイクルの安値をここから最長2月中旬までの期間の間につけにくる動きになるかと見られます。
なお、その場合の下値としては、まずは以下の点から鑑みると、取りあえず、23500円あたりが目先的な下値ラインとなるのではないかと思われます。
①25日線の水準は、今日の時点で23424円になる。
②1/4~5にかけて、23506~23520円でマドを空けている。
ただ、為替の円高方向への動きが止まった感じはまだ見られないので、その動きに連れて、上記ラインでも止まらない場合もあるかもしれません。
その場合は、12/29~1/4にかけて空けたマドの水準(22881~23065円)を埋めにくる23000円あたりまで下値が広がる可能性も想定されます。