前日のNY市場は、米国の関税方針に伴う世界的な貿易戦争への過度な懸念が和らいだことで、米国株は大幅高。
これを受けて今日の日経平均は21390円で寄り付き、前日よりも350円程度高い水準でスタート。
その後は9時2分につけた21381円を安値に上げ幅を広げる展開に。
10時51分に21551円まで上げました。
ただそこからは上げ一服で、伸び悩む動きとなりました。
引けは+375円の21417円と、5日ぶりに反発。
今日は反発となりましたが、売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
なお、昨日の日中高値が21164円に対して、今日の同安値は21381円だったので、本日は昨日よりも210円程度マドを空けて引ける動きとなりました。
24129(1/23)の高値からの調整局面の中では、マドを空けて下げる動きが多かったのですが、今日はマド空けでの上げとなりました。
当該調整局面の中で、マド空けでの上げは、2/26、2/27に続き3回目となりました。
3度目の正直で底入れ完了となるか?
昨日の記事「日経平均は4日続落だが、三空叩き込みとはならず。日柄的には今週末あたりが底をつける可能性があるタイミングとして注目されるか?」で、
「今日で4日続落なので、目先は反発しそうな感じもあります」と書いたのですが、今日は結局375円上げる形となり、意外と上げてきたという感じになりました。
また、この先、底をつける可能性があるタイミングとしては、2/27から10日目(両端入れ)となる3/12あたりではないかという事も書きました。
ただ、今日の日経平均は375円高と意外と上げ幅を広げる形となり、また、途中で伸び悩む動きになったものの、最終的にはマド空けでの上げを維持する形で終わりました。
NY市場の動きを見ても、昨日の上げで、2/9につけた安値まで落ちずに切り返しに転じてきた可能性もあるように感じられます。
とすると、もしかすると、昨日の安値20937円で、24129(1/23)の高値からの調整は底を入れたのかもしれません。
なお、これまで、以下の記事で、2/6の安値21078円および、2/14の安値20950円で、それぞれ底をつけたのでははないかという事を書いたのですが、結局、昨日20937円まで下げた事で、それらの見方は残念ながらハズレる形となりました。
2/6の記事「日経平均は今日も急落だが、今日の下げはセリクラっぽい動きだったように思われるが」
2/14の記事「日経平均は2/6のザラ場安値更新だが、やはりこの近辺で底入れとなってもおかしくないのでは?」
はたして、3度目の正直で、日経平均はやっと底入れとなるのでしょうか?
今週は注目イベントも多いので、ここからの動きは要注目になるかと考えます。
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