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不安定な地合いは未だに続くも、地合い好転と見られる兆しは徐々に増えてきてはいる

日経平均チャート 日経平均
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昨日のNY市場は上昇でしたが、トランプ大統領が1000億ドルの対中追加関税の検討を米通商代表部に指示したことを受け、米中貿易摩擦問題に対する警戒感が改めて浮上。

前日夜間の日経平均先物は高かったのですが、今日の日経平均は21633円で寄り付き、小幅安でスタートしました。

その後、10時10分に21550円まで下げた後、切り返しに転じ、13時38分には21742円まで上昇。

昨日の日中高値21737円を一時上回る場面もありました。

しかし、そこから再度売りに押され、再びマイナス圏に押し戻され、▲77円の21567円で引けるかたちとなりました。

売買代金は今日も前日並みの2.6兆円台でした。

昨日のNY市場は高かったので、日本株も上げてくるかと期待したのですが、上げの勢いは続かず、3日ぶりに反落となりました。

20347(3/26)の安値から1000円以上戻してきてはいるのですが、まだ地合いとしては安定していないという事になるのかと思われます。

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ドル円が直近の戻り高値を抜けたことで、下値切り下げ型から波動が転換した可能性がでてきた

ただし、昨日の記事「 4月下旬から5月半ばぐらいまで、戻り優位の展開になるのではないか 」でも書いたように、以下のような地合い好転と見られる兆しも見られるようになってきています。

①4/4のNYダウの日足は、前日の日足の実体部分を包み込む、所謂包み足で、強い形の日足が示現している。

②日経平均は4/5に25日線の水準と、直近の戻り高値21597(4/2)を超えてきている。

その他、ドル円も3/28につけた戻り高値107円01銭を4/5の段階で上回ってきています。

ドル円は昨年の11月の高値以降、下値を切り下げ、直近の戻り高値を抜けられない動きが5か月近く続いてきました。

しかし、4/5に直近の戻り高値を抜ける動きとなったので、波動としては下値切り下げ型から転換した可能性があるように思われます。

下値切り下げ型から方向性が転換したとなると、今後、ドル円は暫くドル高方向へ向き、110円レベルを目指すのではないかと考えます。

なお、先ほど、地合い好転と見られる兆しとして、①と②を挙げたのですが、ドル円が直近の戻り高値を抜き、下値切り下げ型から波動が転換した可能性があるという点も、地合い好転と見られる兆しの一つに含まれます。

まだ、不安定な値動きが続く状況にあるのですが、地合い好転の兆しは徐々に増えてきているので、もう少し日柄の経過を経れば、地合いとしては落ち着いてくるようになるのではないかと考えます。

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