今日の日経平均は22157円で寄り付いた後、9時9分に22204円まで上げ、前日比で40円程度高くなる場面もありました。
しかし、前週末の米国市場でハイテク株が下落したことが相場の重しとなり、伸び悩む展開に。
為替は円安方向へ振れていたのですが、じりじりと値を落とし、14時28分に22065円まで下落しました。
結局、そのまま安値圏で取引を終え、▲74円の22088円で引け。
先週金曜日に続き、続落で終了となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台でした。
なお、米長期金利の上昇を背景に金融セクターは堅調だったこともあり、日経平均の下落率は▲0.33%だったのですが、TOPIXの同率は▲0.02%で、本日はTOPIXが優位な1日でした。
ドル円は節目超えで、ここから110円方向を目指す動きになるか
本日株は続落となりましたが、夜間市場に入ってから為替は円安が進行。
ドル円は108円台に乗せてきています。
4/20の記事「ドル円の円安方向への動きと合わせて日経平均も戻り歩調を辿ると想定 」で、ドル円は107円80~90銭のラインを超えてこれるのかという点が目先的な注目点となると書いたのですが、これを今日の段階で超えてきました。
これにより、ドル円はここから110円方向を目指す形の動きになるのではないかと思われます。
なお、為替が夜間市場で円安方向へ振れている事を受け、日経平均先物も反発してきていますが、現状、上値は22150円までで、円安に振れている割には戻りはやや鈍いという感じになっています。
戻りが鈍いのは、ハイテク株安を背景に続落となっているNY市場の動きを警戒してという面もあると思われますので、あとはここからNY株が切り返して来れるのかという点が、焦点になると思われます。