昨日のナスダック市場の下落や、強含みの円相場が重しとなって朝方から売りが先行。
今日の日経平均は22799円で寄り付き、小幅安でスタートしました。
その後、10時13分に22879円まで上げたのですが、買いは続かず失速。
来週のFOMCや、ECB理事会、米朝首脳会談など重要イベントへの警戒感も根強く、大引けにかけては上値の重い展開に。
結局、▲128円の22694円でクローズ。
日中の安値で引けるかたちとなりました。
本日はメジャーSQだったこともあり、売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
昨日は会社関係の飲みがあり、更新が飛びました。
日経平均は昨日まで4日続伸でしたが、今日は5日ぶりに反落となりました。
ミニゴールデンクロスが示現
今日は反落となりましたが、21931(5/30)から今日の日中高値22879まで、8日間(両端入れ)で約1000円程度上げてきていたので、当然の一服で、これはスピード調整の動きかと思われます。
本日、22694円まで下げたので、6/6~7にかけて空けたマド(22662~22732円)を埋めてくるかたちとなりました。
なお、本日は下落となったものの、5日線(今日の時点で22631円)が25日線(同、22589円)を上回り、ミニゴールデンクロスが示現しました。
5/30の記事「短期的に下げすぎで目先反発か。なお、早ければ今日の安値で底となった可能性もあるかもしれない」で、
「23050(5/21)の戻り高値からの調整がミニ調整であれば、早ければ今日の安値(21931円)で底となった可能性も出てくるのではないか」
と書いたのですが、徐々に強気を示すシグナルが増えてきている感じです。
なお、23050(5/21)から21931(5/30)の安値までの下げ幅が▲1119円。
それに対して21931(5/30)の安値から、今日の日中高値22879円までの戻りが+948円なので、下げ幅に対する戻りは84.7%となりました。
今日の日中高値で、23050(5/21)の戻り高値まで、あと200円程度に迫りましたので、戻り高値抜けは時間の問題かと思われます。
ここのところ、売買代金がやや戻る傾向にあるので、ここから更に商いが増加して、サマーラリー入りとなる展開を期待したいところです。