前日の米国株式市場が休場で手掛かり難の中、本日の日経平均は21697円と小幅安で寄り付いた後、9時24分に21751円まで上昇。
前日比で30円程度プラスになる場面もありました。
ただ、そこからは利益確定売りに押されて失速。
本日も後場入りにかけて下げ足を早める動きになり、13時30分に21462円まで下落。
7/3の安値21574円を割り込み、250円程度マイナスとなる場面もありました。
引けにかけてやや下げ幅を縮める動きとなったのですが、結局▲170円の21546円で終了。
4日続落で引けるかたちとなりました。
今日も商いは盛り上がらず、売買代金は2.2兆円台でした。
騰落レシオ(5日)は今年の最低水準まで低下
本日の騰落銘柄は、値上がり銘柄が185に対して、値下がり銘柄が1883で、本日もほぼ全面安に近い展開でした。
これをうけて、騰落レシオ(25日)は78.5%まで低下しました。
ただ、直近での騰落レシオ(25日)の安値は、6/25の75.1%なので、安値更新とまではいきませんでした。
しかし、騰落レシオ(5日)で見た場合の直近での安値は、6/20の50.3%。
それに対して本日の騰落レシオ(5日)は40.6%でした。
なお、今年に入ってからの同レシオ(5日)の最低は5/30の37.1%なので、短期的には下げすぎとなるシグナルが点灯しました。
また、4日続落となったことで、日経平均の200日線とのかい離は▲2.67%まで広がりました。
今年に入ってからの同線とのかい離の最低は、日経平均が引け値ベースで今年の最安値をつけた時の▲3.21%になります。
これらの点から見ますと、現状は短期的には下げすぎゾーンに入ってきていると思われますので、目先、反転となるのではないかと考えます。
なお、現状の下げは、24129(1/23)の高値から6か月目を迎える信用取引の期限の期日売りという側面もあると考えるのですが、今日の時点で同高値から5.5ヶ月程度経過したことになります。
経過日柄という点から考えますと、そろそろ売りの峠は過ぎてもおかしくないと思いますが、果たしてどうでしょうか。