今日は米国株高や円安が日本株を押し上げる材料となり、堅調な展開でした。
日経平均は22642円で寄り付き、昨日よりも90円程度高い水準でスタートしました。
その後、寄り直後につけた22615円が日中安値となり、更に上げ幅を広げる展開に。
13時58分に22775円まで上昇。
一時前日比200円以上高くなる場面もありました。
結局、日中の高値水準で引け、+192円の22746円で取引を終えました。
昨日は、日経平均は小幅高ながらTOPIXはマイナスで、やや歪な構造だったのですが、今日は日経平均の上昇率が+0.86%に対して、TOPIXの同率が+0.94%で、ほぼ同じ程度の上昇率でした。
なお、売買代金は前日よりも減少しましたが、2.9兆円台と比較的高水準でした。
23000円抜けとなれば、ここまでの揉み合いが長かった反動で一段高となる可能性も
今日の日経平均の高値は22775円まであったので、7/27の日中高値22712円を超えてきました。
また、昨日は一目均衡表の雲の水準まで落ちる動きとなったのですが、今日は再び雲の水準よりも上に来る形になりました。
これはTOPIXも同様で、雲の水準よりもやや上に来る形になりました。
なお、ここまで、一目均衡表の遅行線が陽転入りとなった他、日足が雲の水準をやや上回る形になったことで、強気に見れる材料が増えてきている状況にありました。
しかし、商いの水準が低迷し、相場の動きも今一つはっきりしなかったので、昨日の記事「日銀会合の結果をうけて、大きく乱高下」でも書いたように、21500~23000円レベルのレンジ内調整の動きがまだ続いている、という可能性も考えられました。
が、昨日の日銀会合の結果をうけて、昨日の売買代金は3.2兆円台、今日の売買代金は2.9兆円台と、前日辺りから流れが変化する兆しが出てきているような感じもします。
明日以降も今日の流れを引き継いで商いを伴いながら上げる形になると、従来から書いてきております、サマーラリー入りとなる可能性が強くなってくると考えます。
7/27「徐々に強気で見れる材料は増えてきているので、ここからはサマーラリー入りとなる展開を期待」
なお、サマーラリー入りとなるためには、ここまで、22949(7/18)、23011(6/12)、23050(5/21)と、3回頭打ちとなった23000円近辺の壁を抜けてくる必要があります。
仮に23000円近辺の壁を抜けてくる事に成功した場合、ここまでの揉み合いが長かった反動で一段高となる可能性もあります。
ここから相場はやっとサマーラリー入りとなってくるのでしょうか。
短期的な動向に注目です。
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