今日の日経平均は22606円で寄り付き、前日とほぼ同水準でスタート。
その後、22608円で日中高値をつけた後は売りに押される展開に。
日米貿易協議の動向に警戒感が残る中、来週からお盆休み前に入り、手仕舞い売りが出やすかった事もあり、今日が大きく下げる動きとなりました。
日経平均は14時32分に22272円まで下げ、引けは▲300円の22298円と、日中の安値圏で終了しました。
値上がり銘柄が491に対し、値下がり銘柄が1541。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
今は4波目の修正波の最後の下げをやっている所という見方
今日の時点で日経平均の25日線が22484円に対して、75日線が22486円なので、ゴールデンクロス(GC)示現まであとわずかに迫りました。
しかし、今日の日経平均は300円安と大きく下落。
22298円まで下げたことで、22949(7/18)以降でつけた安値水準(7/23の22341円)を下回りました。
また、25日線と75日線だけではなく、200日線(今日の時点で22384円)も割り込むかたちとなりました。
下げたとしても200日線近辺の22400円あたりで止まるかと思っていたのですが、そこでも止まらず、22200円台まで下げるかたちになりました。
ここまで下げてくるのはやや意外な感じもするのですが、
今は、8/6の記事「現在はブレグジット後の安値からの上昇波動の中の、4波目の修正波が進行中という見方」で書いたように、4波目の修正波の最後の下げをやっている所という見方をしております。
最後に下げる時はやや行き過ぎとなるケースもあるので、今はどこで下げが止まるか、見て行く局面ではないかと考えております。
なお、騰落レシオの25日平均は今日の時点で111.93なので、極端に売られすぎという水準にはなっていません。
しかし、最近は好決算を発表しても、それを素直に好感して上がらず、逆に売られたりするようなケースも多かったりするので、相場の地合いとしては決して良いとは言えず、悲観的な見方が優勢になっているような感じもします。
ただ、夜明け前が一番暗いというように、悲観的な見方が優勢となる中で、どこかで反転となる目は出てくると思いますので、今はその局面を待つ所ではないかと考えます。