前日のNY市場でNYダウが最高値を付けたことを受け、投資家心理が好転。
朝方から買いが先行し、日経平均は23848円でスタートしました。
10時20分には23764円まで下げ、上げ幅を縮小する場面もあったのですが、後場に入ると中国株の上昇や為替の円安推移などを背景に上げ幅を広げる展開となり、14時32分には23971円まで上昇。
上げ幅を300円近くまで拡大する場面もありました。
ただ、3連休を前に利益確定売りが出て引けにかけては伸び悩み、最終的には+195円の23869円で終了。
日経平均はこれで6日続伸となりました。
なお、売買高は20億株のせ。
売買代金も3.9兆円台となり、商いは活発な1日でした。
TOPIXもレンジ抜けの動きが顕著となり、今後は出遅れ修正の動きも出てくると考えられる
今日の日経平均は一時23971円まで上げ、24000円の大台まであと29円に迫る場面もありました。
しかし、ここの所、上げのピッチが速いこともあり、一気に24000円の大台を乗せてくるという展開にはなりませんでした。
22172(9/7)の安値から23971円まで、10日間(両端入れ)で1799円の上昇となっており、5日線との開きもややあったので、24000円の大台を前に一旦足踏みとなり、その後、大台抜けとなり24129(1/23)の年初来高値を超えてくるという動きとなるのが一般的のような感じもします。
ただ、ここにきて商いがかなり増えてきているので、場合によってはこの勢いが継続して年初来高値も超えてくるという動きとなるかもしれません。
なお、日経平均と比べて出遅れが顕著だったTOPIXも、9/19に7/27の高値(1775)を超えると共に、200日線も上に抜ける動きとなりました。
これにより、TOPIXもレンジ突破の動きが顕著となったので、今後は出遅れ修正の動きも出てくるのではないかと考えます。