本日は9月中間期の配当権利落ち日に当たることもあり、寄りは23846円で始まり、100円程度下げてスタートしました。
しかし、寄り直後の9時1分につけた23833円が日中の安値となり、以降は下げを縮小する展開に。
為替の円安基調や中国株高などもあり、最終的には+93円の24033円で終了。
今日も日経平均は上昇となったことで、続伸は8日まで伸び、終値では8カ月ぶりに24000円台を回復して引けました。
売買代金は3兆円を割れたものの、2.9兆円台で、引き続き活発でした。
なお、本日の権利落ち分は160円程度だったのですが、それを即日で埋め、かつ、プラス圏で終了しました。
この点からみると、今の相場の地合いは強い、という事になるのかと思われます。
配当落ちを埋めて上げて引ける。今年の相場は去年よりも強いのか?
9月7日の記事で、「切り返すとしたらそろそろか」と書いたのですが、日経平均は22172(9/7)から上昇を開始し、24000円を超える所まで上げてきています。
昨年も9/8の安値19239円から上げ開始となったので、ここまでの所、昨年の秋口と似たような相場展開になっているのかと思います。
なお、昨年の場合は、権利落ちの翌日となる9月27日は▲63円と下げたのですが、今年は結局プラスで引けました。
昨年も9月の安値からけっこう強い動きが続いたのですが、権利落ちの翌日はマイナスでした。
それに対して今年は権利落ちを埋めてプラスで引けたので、この点からすると昨年よりも今年の方が動きとしては強いという事が言えるのではないかと思います。
なお、今日も日経平均は上げとなったことで、騰落レシオ(25日)は136%まで上昇。
やや過熱感がでてくる感じになってきました。
ただ、200日線とのかい離は今日の時点でまだ+7.04%です。
昨年の場合は、200日線とのかい離が+16%前後までいった後、調整を入れるという動きになったので、今回もその近辺(※)まで行く可能性は一応あるのではないかと現時点では考えております。
(※)今日の時点で200日線は22454円になります。同線は上昇基調にあるので、仮に200日線を22500円の水準で見た場合、そこから+16%上の水準というのは26100円となります。今回の上昇でそこまで行くのかはわかりませんが、まだ暫くの間は強い地合いが継続すると想定しています。
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