前日のNY市場で、NYダウ、s&p500、ナスダックの主要3指数が2%を超す上昇となった流れを引き継ぐ形で買いが先行。
日経平均は22806円と高く寄り付いてスタートしました。
その後、10時10分に22959円まで上昇。
一時、400円を超す上げ幅となりました。
しかし、高値圏では戻り売りに押されて上げ幅を縮小し、引け前の14時45分に22765円まで値を落とし、寄り値を下回る場面もありました。
その後、やや戻し、結局、日経平均は+291円の22841円で終了。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
今日は昨日に続いて上昇で、続伸となりました。
昨日の日中高値が22549円に対して今日の日中安値は22765円なので、本日は前日よりも200円程度マドを空けて上げるかたちになりました。
どの近辺まで戻りを試す事ができるのか、見て行くところ
今日の日中高値は22959円なので、22261(10/15)の安値から698円の上昇となり、10/2~10/15までの下げ幅▲2187円に対する戻り率は31.9%となりました。
今日はマドを空けての上げとなり、また、昨日に続いて200円以上の上げとなっています。
その他、10/15に200日線を割り込む形となったのですが、昨日、今日の反発で200日線を回復し、75日線の水準も回復しています。
この点からすると、22261(10/15)の安値で底打ちしたかのようにも見られます。
しかし、10/15の記事で書いたように、現状は24448(10/2)の高値からの調整過程の中間反騰という見方をとっています。
なお、22261(10/15)の安値から、日柄では3日目(両端入れ)の戻りで、直近の下落に対する戻り率は上述したように31.9%なので、調整過程の中間反騰としては最低限のラインまで来たのかという感じもします。
ただ、戻りとしてはまだ最低限のラインなので、明日以降戻りが更に継続する可能性もあると思います。
しかし、10/10~11にかけて空けたマドの水準(23051~23373円)を完全に埋める所まで戻すのはちょっと難しいような感じもしており、通常の範囲の戻りであれば、23000円近辺が戻りとしては妥当なラインではないかと考えます。
取り敢えずは、どの近辺まで戻りを試す事ができるのか、見て行くところになります。