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日経平均PERは今年の最低水準にあるので、割安圏にあると言えるが‥‥

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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本日は、前日大幅安の反動で自動車株などに買い戻しが先行。

日経平均は21851円で寄り付いた後、9時19分に21990円まで上昇しました。

ただ、22000円の大台に接近すると、戻り待ちの売りが出て伸び悩む展開に。

前引けまでの11時25分に21764円まで下げ、前日比でマイナスとなる場面もありました。

しかし、そこから更に下値を売り込む動きもみられず、後場は前日終値を挟んで方向感なく推移する動きに終始しました。

引けは+35円の21846円で終了。

売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。

なお、本日は小幅ながらも反発となりましたが、値上がり銘柄756に対して、値下がり銘柄は1292なので、実態的にはあまり良くない1日でした。

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上げと下げが交互に続くという動きは今日も継続。このパターンが続くと明日は下落となるが‥‥

昨日のNYダウは下落でしたが、今日の日経平均は反発となりました。

本日反発となったものの、22000円の大台に近付いた後、伸び悩む動きになるなど、上値がやや重い感じの動き方でした。

また、値上がり銘柄よりも値下がり銘柄の方が多かったので、実態的にはあまり良くない1日でした。

なお、現在進行中の中間決算の発表はピークを過ぎて、本日時点の日経平均EPS(1株あたり利益)は1774円となっております。

直近では11/8に1780円で最高値をつけているので、水準としては高い水準にあると言えます。

これを元にした日経平均PERは12.31倍で、これは調整局面が進んだ10月以降の相場の中では最低水準となっています。

ちなみに、今年前半に株安が進んだ局面での最低水準は、3月23日の12.22倍です。

よって、この点からすると、今の株価水準は割安圏にあると言えます。

ただ、現在の株安はNY発のものになるので、株安の発端となったNY市場が落ち着かない限り、PERが割安なので……という見方はとりづらい所になります。

この点については、昨日の記事でも書いたように、NY市場の調整局面はまだ終わっていないとする見方を現状ではメインで考えております。

NY安をうけて日経平均は急落。20971(10/26)の安値でまだ底を入れていない可能性も出てくる
昨日のNY市場は急落でした。これを受けて、リスク回避姿勢が強まり、幅広く売りが先行。日経平均は21885円で寄り付き、下方向でマドを空けてスタートしました。そこから9時21分に21484円まで下落し、下げ幅は一時700円を超える場面もありま...

よって、日経平均についても、調整局面は終わっていない可能性があるので、PERが割安なのでという見方は現時点ではとれないのではないかと考えております。

なお、日経平均は昨日、大幅安でしたが、今日は小反発となったので、11月に入ってから継続している、上げと下げが交互に続くという動きは今日も継続している形になりました。

まだこのパターンが続いているとしたら、明日は下落という事になりますが、どうなるでしょうか。

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