今日の日経平均は21804円で寄付き、前日終値とほぼ同値でスタート。
その後、9時20分に21873円まで上げましたが、決算内容がさえなかった米半導体大手エヌビデ
ィアの株価が時間外取引で大幅に下落。
収益環境の悪化懸念から日本市場でも半導体関連銘柄への売りが嵩んだことで、指数も下げに転じました。
引けにかけては、今晩のNY市場の株安への警戒感もあり、下押しの動きが強くなりました。
14時26分に21663円まで下げた後は安値圏での動きとなり、▲123円の21680円で終了しました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台。
なお、本日下落した事により、日経平均PERは前日よりも更に低下。
12.21倍となり、今年の最低水準である3月23日の12.22倍を下回る形になりました。
上げと下げが交互に続くパターンが終了したことで、再び動きが出てくるのかに注目
昨日のNY市場は上昇。
しかし、それにもかかわらず、本日の日経平均は下落でした。
これにより、2日続けてマイナスで続落となりました。
昨日の記事で、「11月に入ってから上げと下げが交互に続くパターンが続いているが、どこかでこのパターンが途切れると、再び動きが出てくる可能性があるかもしれない」と書いたのですが、本日、とうとうこのパターンが途切れる事となりました。
現状では、20971(10/26)の安値から22583(11/8)まで戻した後、21484(11/13)まで下落。
そこから一旦揉み合う形になっています。
ただ、上げと下げが続いた後、下げが2日続く形になったので、ここから再び下方向へ動いてくる可能性もあります。
この場合、20971(10/26)の安値を割り込む形となり、10/11の記事で書いた20347(3/26)近辺まで下値が広がる可能性もあると考えます。
取りあえず、上げと下げが交互に続くパターンが終了したので、まずは週明けにどう動いてくるのか(3日続落となるのか、それとも、パターンは終了したものの再度反発してくるのか)、見て行きたいと思います。