今日の日経平均は21679円で寄り付き、前日とほぼ同水準でスタート。
その後は、直近売り込まれた半導体関連株が買い戻された事もあり、指数は上昇。
9時24分に21852円まで上げました。
そこからは伸び悩む動きとなりましたが、ほぼ高値圏で推移する形となり、+140円の21821円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台でした。
なお、本日は新興株が堅調で、日経平均の上昇率は+0.65%でしたが、マザーズ指数の同率は+3.01%となり、新興株が大きく上げる1日となりました。
下げると思っていた先週金曜日のNY市場は上昇だったので、見方を修正
先週金曜日の段階で、上げと下げが交互に続くパターンが終了。
この時点で、日経平均は下げが2日続く形になっていました。
また、NYダウやナスダック指数も戻りに対する下落率が61.8%を超えていたので、その後開かれるNY市場も下げると考えていました。
よって、先週金曜日の日本市場が終わった段階では、日経平均はここから再び下方向へ動いてくる可能性もあるのではないかと考えていました。
しかし、その後開かれたNY市場は結局、上昇で終了。
結局、NYダウ、s&p500、ナスダックは5日線をやや上回って引けました。
この動きをみて、以前の見方(※)に戻すこととしました。
(※)24448(10/2)からの調整局面は、20971(10/26)の安値で終了。そこからは反転方向に入るという見方。
見方を戻した理由としては‥‥
現在、日経平均の200日線は10/10の22510円をピークに下落傾向にあります。
中期的なトレンドを示す200日線が下降傾向にあるということは、トレンドとしては弱気となるのですが、仮に日経平均が今の21700~21800円程度の水準を維持したまま今週を終えると、来週からは200日線が上向きに転じる事になります。
200日線が上向きに転じてくるという事は、トレンドとしては強気方向に戻る事になります。
先週金曜日の段階では、200日線が上向きに転じるタイミングを間近に控えた所で、再度下げに転じ、再び下値をとりにいく可能性の方が高いのではないかと考えていました。
しかし、下げると思っていたNY市場が意外と底堅い動きとなったので、日経平均が現在の水準を維持したまま今週を終え、下落傾向にあった200日線が上向きに転じてくる可能性も出てきました。
このため、前述したように、以前の見方に戻すこととしました。
この見方が合っているかどうかは、もう暫くここからの動向を見て行かないと判断できませんが、とりあえず、今晩のNY市場が先週金曜日に続いて続伸となると、その見方が強くなるのではないかと考えます。