前日のNY市場の上昇と円安を受け、朝方から買いが先行。
日経平均は22036円で寄り付きました。
その後の安値は9時4分につけた22032円だったので、今日は22000円の大台を割ることなく、終始堅調な展開でした。
後場入り後の12時51分に22216円で日中高値をつけた後は高値圏でのもみ合いとなり、引けは+224円の22177円で終了となりました。
本日も上げとなったことで、日経平均は4日続伸。
売買代金は前日よりも増加して、2.5兆円台でした。
なお、本日は日経平均の上昇率が+1.02%に対して、TOPIXの同率は+0.58%で、日経平均優位の1日でした。
200日線が上向くと共に、一目均衡表の遅行線も陽転入りとなりつつある
本日、日経平均が22216円まで上げたことで、11/12~13にかけて空けたマド(21892~22046円)を完全に埋める形となりました。
また、昨日の時点で25日線を上に行くと共に、200日線も約1.5ヶ月ぶりに上げに転換。
一目均衡表の遅行線も、今日の時点で26日前の日足の水準を上回ってきており、陰転状態から陽転に転換しつつあります。
仮に明日も上昇となれば、26日前の日足の水準を明確に上回り、遅行線も陽転入りすることとなります。
これらの点から見る限り、徐々に明るい兆しが増えてきているように感じられます。
なお、この先に関しては、以下の①~③が当面の節目となります。
①11/8の戻り高値の22583円
②10/10~11にかけて空けたマドの水準(23051~23373円)
③24448(10/2)から20971(10/26)までの下げ幅▲3477円の61.8%戻しとなる23119円
11/21の記事で「目先反転となるタイミングが近づいているか?」と書いたのですが、日経平均は21243(11/21)の安値からここまで戻り歩調となっています。
今後も戻り基調をたどり、取り敢えず、上記①の22583円は超えてくると考えますが、その先の水準(特に②と③でかぶる23000円近辺)を超えてこれるかどうかは、ここからの商いの盛り上がり方次第になるかと考えます。