日経平均は大幅に5日続落。
国内連休中にNYダウが1000ドルを超す下げとなったことで、朝方から幅広く売り注文が先行。
日経平均は19785円で寄付き、300円程度安い水準でスタートした後、下げ幅を拡大しました。
今日はほぼ一貫して売られる動きとなり、大引け前の14時57分に19117円の安値をつけ、そのまま安値圏で取引を終了。
日経平均は▲1010円の19155円となり、下げ幅は1000円を超えました。
下げ幅は今年2/6の1071円安に継ぎ、今年2番目の大きさとなりました。
値上がり銘柄27に対し、値下がり銘柄が2096で、ほぼ全面安の1日でした。
売買代金は前日よりも減少して2.6兆円台。
今日は大きく売られる展開となったものの、商いは思ったほどは増えませんでした。
日経平均は今年2番目の下げ幅で、 2017年9月8日の19239円の水準をあっという間に割り込む
12/20の記事で、日経平均の下値のメドを20000~20500円から19000~19500円あたりに下方修正しました。
しかし、そこからわずか2営業日で、19000~19500円のゾーンに到達する形になりました。
まさかこの短期間で、同ゾーンまで到達するとは思いませんでした。
この動きは正直なところ想定外で、今日の動きを見る限り、本日の急落で底値をつけたとは言えなくなりました。
今日の下落で、新安値は1601。
騰落レシオ(25日)は65.64%まで低下。
75日線とのかい離は▲14%まで拡大しているので、売られすぎのゾーンに入っている事は確かなので、通常であれば、ここら辺りで反転となってもおかしくない所になります。
しかし、今日の急落で不安心理が更に高まり、底抜けという感じになっているので、ここでも止まらない可能性が高くなってきました。
なお、ここまでは2017年9月8日の19239円あたりが下値のメドになるのではないかと考え、19000~19500円あたりを下値ラインとして考えていました。
しかし、本日引け値で19155円まで下げ、19239円を割り込んできたので、更にその下を考える必要も出てきました。
その下のラインは、2017年4月17日の18224円になります。
さすがにそこまで下げると、短期的にはだいぶ売られすぎのゾーンに入ってくるので、取り敢えず、反転する形になってくるのではないかと 思います。
よって、下値予想を18000~18500円のラインに再々度下方修正します。
なんだよ、また下方修正かよと思うかもしれないのですが、今のような荒れた展開となった時は相場の動き方に応じて見方を臨機応変に変えていく必要があるので、やむを得ない事になるかと考えます。(むしろ、自分の考えに固執して、見方を固定する方が危険なので)