今日は昨日のNY市場が安かったこともあり、日経平均は20555円で寄り付き、安寄りでスタート。
その後は、中国経済の減速や貿易摩擦による企業業績への影響が懸念されて10時7分には20406円まで下落。
直前でつけた安値(1/23の20438円)を割れる場面もありました。
しかし、そこからは切り返しに転じ、大引け前の14時52分には20673円まで上昇。
そのまま日中の高値圏で取引を終了。
日経平均は+15円の20664円と、反発して終えました。
売買代金は前日よりも増加して2.1兆円台で、今日は2兆円台の大台回復となりました。
ザラ場ベースと引け値ベースの直近安値を割れた所で、戻り終了となった第1シグナルが点灯する形になるか
昨日の記事で、
「直前でつけた安値20438(1/23)を割り込んでくると、戻り終了となった第1シグナルが点灯する事になります」
と書いたのですが、今日は一時、同安値を下回りました。
これで下押しの圧力が更に強くなるかと思ったのですが、意外に相場は強く、引けにかけて切り返して結局プラスで終了となりました。
今日はザラ場ベースの直近安値を下に行ったものの、引け値ベースの直近安値(1/24の20574円)は維持したので、戻り終了となったとはまだ言えない感じです。
ザラ場ベースの直近安値と、引け値ベースの直近安値を下に行った所で初めて戻り終了となった第1シグナルが点灯する形になるかと思います。
今日のところは取り敢えず、首の皮1枚で、戻り基調は継続しているという形になります。
ただ、ここにきて5日線の上昇ペースが鈍化し、上向き方向から横ばい基調に変化しつつあるような感じもありますので、これまで続いてきた戻り基調が変化する可能性も出てきているように思われます。
徐々に基調が変化する兆しらしきものが出つつあるような感じもしますので、引き続き動向を注意して見て行った方が良いかと考えております。