米政府機関の再閉鎖回避の動きや、米中通商協議の進展期待などで市場心理が改善。
今日は買い先行で始り、日経平均は21029円で寄付き、これまでなかなか超えられなかった21000円の大台を寄りで回復して取引が始まりました。
そこから9時30分に20992円まで下げ、大台を再び割り込む場面もあったのですが、買い戻しが入りすぐに同水準を回復。
後場寄り後の12時30分に21213円まで上昇。
その後も高値圏を維持して+280円の21144円で終了となりました。
売買代金は前日と同程度の2.7兆円台でした。
昨日の記事で、ここから20981(2/5)の戻り高値を抜けるのかという点が目先の焦点となる、と書いたのですが、早々に同高値を抜け、戻り高値更新となりました。
ここから21500~22000円あたりを目指す展開となるか
ここで早々に戻り高値を超えられないと、再度押し目をつけにくる可能性もまだあるかと思っていたのですが、昨日上げで勢いがつき、今日もその勢いを持続して戻り高値更新となったので、その可能性はなくなりました。
なお、昨日の日中高値が20885円に対して、今日の同安値が20992円なので、今日はマド空けでの上昇となりました。
また、これまで超えられなかった21000円の大台を寄り付きの段階で早々に超えた他、一目均衡表の雲の上限も、今日の上げで抜けてきました。
これらの点からしますと、18948(12/26)からの戻りはまだ暫く継続すると見た方が良いのかと思われます。
2/4の週以降で、調整すると見ていたのですが、20981(2/5)で高値をつけた後、20315(2/8)まで下落した所で早々に調整は終了(今回はミニ調整で終了)し、以降、再度戻り基調に回帰する形になりました。
なお、24448(10/2)の高値から18948(12/26)まで5500円下落しているので、
その半値戻りは21698円。
61.8%戻りは22347円となります。
今日の時点で200日線の水準が22110円にあるので、ここから21500~22000円あたりを目指す展開となり、その後、日柄面か、値幅面の調整が入る動きになるのではないかと考えます。