今日の日経平均は20147円で寄り付き、前日と同水準でスタートした後、9時14分に21235円まで上昇。
昨日つけた戻り高値21213円を一時抜けました。
ただ、買い一巡後は上値が重くなり、一昨日、昨日の2営業日で800円以上上昇してきた反動で、利益確定や戻り待ちの売りが出て、9時30分に21102円まで下落しました。
しかし、そこから更に売る動きはなかったものの、最終的にはプラス圏を維持する事はできず、▲4円の21139円で終了。
日経平均は3日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
なお、日経平均は反落となりましたが、TOPIXは+0.48の1589.81で終了。
TOPIXは昨日、1591.72まで上げ、2/6の1591.59の戻り高値を辛うじて抜けたのですが、今日は1596.28まで上昇し、明確に戻り高値を更新する形になりました。
3月のメジャーSQに向けて 1日の値幅が縮小し、戻りの勢いに欠けるような動きが出てくると、メジャーSQが近づいたタイミングで また荒れる動きがあるかもしれない
今日は小幅ながら反落となったものの、一昨日から昨日にかけて空けたマド(20885~20992円)は維持しました。
日経平均の75日線が今日の時点で21178円に位置しているので、同線を前にして一旦、動きが止まる形になっているのかと思われます。
ただ、先駆して戻っているNY市場では、ナスダック指数は2/8に、NYダウとs&p500は2/11に、それぞれ25日線が75日線を上回るゴールデンクロスを示現する形になっているので、日本株についてもこれに引っ張られる形で戻り方向の動きがまだ続くのではないかと思われます。
なお、日経平均は18948(12/26)で安値をつけてから、今日で戻りは31日目(両端入れ)となります。
戻りが2~3か月程度続くとすると、2月末~3月末あたりまで続くという事になりますが、その間、3/8にメジャーSQがあります。
先週2/8のオプションSQの時に400円以上下げる等、一時的に波乱の動きがあったので、次のメジャーSQに向けて1日の値幅が縮小し、戻りの勢いに欠けるような動き(前回のオプションSQの前に見られたような動き)が出てくると、メジャーSQが近づいたタイミングでまた荒れる動きがあるかもしれません。