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今日は一転して大幅高。昨日の急落で目先底を入れた可能性も

日経平均
出所:SBI証券
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昨日のNY市場は、NYダウは小幅上昇だったのに対して、ナスダックとs&p500は小幅に下落で、高安マチマチでした。

それを受けた今日の日経平均は21174円で寄り付き、200円程度高い水準で取引開始となりました。

昨日、日経平均が急落で、今年一番の下げ幅となったのですが、今日はその反動で自律反発狙いの買いが優勢となり、高寄りした後も終始堅調な展開に。

14時37分に21460円まで上昇して日中の高値をつけ、そのまま日中の高値圏で取引を終える形になりました。

最終的に+451円の21428円で終了。

昨日の大幅安から一転して、大きく上げてクローズとなりました。

本日は3月期末配当の権利付き最終日で、配当取りの買いもだいぶ入ったと見られ、商いは膨らみました。

売買代金は前日よりも増加して3.2兆円台で、久しぶりに3兆円の大台を超えてきました。

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TOPIXは、 月曜日の急落をわずか1日で取り返す

昨日は急落となったことで、値下がり銘柄が2000を超える全面安の一日となったのですが、今日は一転して値上がり銘柄が2000を超える全面高の一日となりました。

日経平均は昨日、21275~21542円までマドを空けて下げる動きとなりましたが、本日、21460円まで上げ、当該マドを一部埋めてきました。

TOPIXも昨日、1593~1610までマドを空けて下げる動きとなりました。

ただ、TOPIXの場合、今日の日中高値は1618まであったので、昨日空けたマドを完全に埋めてきました。

また、先週金曜日の終値が1617.11に対して、今日の同値が1617.94なので、月曜日の急落をわずか1日で取り返す形になりました。

なお、日経平均は昨日の下げで20911円まで下落しているので、直近の安値20938(3/11)を割れました。

一方、TOPIXは、昨日の安値が1571であるのに対して、直近の安値が3/8の1570なので、直近の安値を割れずに反発となり、昨日の下げをわずか1日で取り返す形になっています。

以上のように、日経平均とTOPIXとでは動きに違いがあるのですが、日経平均よりもTOPIXの方が動きが良いので、地合いとしては悪くない、と言えます。

なお、配当取りの動きが背景にあって、今日はこうした動きとなったのかもしれないのですが、今日のこの動き方だけを見ますと昨日の急落で目先底を入れたような感じもします。

想定としては今週の半ば~後半にかけて底を入れるのではないかと見ていましたが、予想よりも早く底入れとなったのかもしれません。

明日、早々に配当落ちを埋めてくるようであると、その見方は強まる事になります。

仮に昨日安値で21860(3/4)からの調整が終了したとすると、そこから再度戻り基調に回帰して、2/19の記事で書いたように、6月あたりまで上げが継続する形になると考えます。

日経平均のここからの動き方は、3月ぐらいまで戻した後、4月にかけて日柄調整が入り、再度6月ぐらいまで戻した後で今年後半にかけて下げに転じる、という動き方を想定
前日の米国株市場が休場で手掛かり材料が乏しい中、朝方は利益確定売りが先行。日経平均は21256円で寄り付き、小幅安でスタートしました。そこから9時12分に21217円まで下げたのですが、その後は切り返す動きとなり、13時54分には21344...
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