今日の日経平均は21724円で寄り付き、10円程度高い水準でスタート。
そこから9時11分に21662円まで下げ、前日比で50円程度マイナスとなった後は切り返す展開となり、10時55分には21787円まで上昇。
一昨日の日中高値21744円を超えてくる場面もありました。
しかし、それ以上は上値を伸ばすことはできず、後場に入ると動意薄の中、手控えムードも広がり、前日終値近辺でもみ合う形となり、方向感に乏しい動きが続きました。
最終的に寄り値とほぼ同水準で引ける形になり、+11円の21724円で終了。
日経平均は小幅高で2日続伸となりました。
騰落銘柄数は、値上がり873銘柄に対して、値下がり1158銘柄で、日経平均はプラスになったものの、値下がり銘柄の方が多い1日でした。
売買代金も前日よりも低下して2.1兆円台で、商いも盛り上がらずでした。
低下傾向にある200日線が接近している事も、上値を重くしている要因か?
今日は前場の段階で、日経平均は21787円まで上げたので、一昨日の日中高値21744円を超えてきました。
このため、ここから18948(2018/12/26)の安値以降の戻り高値になる21860(3/4)を試す動きになるかと期待したのですが、 そこから上げは失速。
結局、寄り値とほぼ同値で引けたので、日経平均の日足は十字線となりました。
今週に入ってから直近でつけた高値を抜ける動きとなっているので、そろそろ21860(3/4)の戻り高値を抜ける動きになってもおかしくないように思われるのですが、なかなかそう簡単にはそのような動きになってきません。
なお、21860(3/4)近辺には、昨年10月から低下傾向にある200日線(今日の時点で21916円)もあるので、その点も意識されて上値が重くなっているという面もあるかと考えます。
ただ、4/2の記事でも書いたように、75日線は下向きから上向きに転換するタイミングが近づいています。
厳密には、昨日あたりから75日線は非常に小幅ながらも、上向きに転換しつつあります。
仮に今の水準を維持したまま来週に入ると、 週の半ばあたりから75日線は明確に上向きに転換してくるので、それが上に行くきっかけにならないか、期待したいところです。