本日は、前週末の欧米株高を受けて買いが先行。
日経平均は21900円で寄り付き、いきなり3/4の戻り高値21860円を超えて始まりました。
しかし、それ以上は上値は伸びず、寄り値が日中高値となり、以降は売りに押される展開に。
円高・ドル安が重しとなったこともあり、10時前にはマイナス圏に突入し、後場寄り後の12時33分には21740円まで値を下げました。
その後は安値圏でもみ合う動きになり、▲45円の21761円で終了となりました。
商いは盛り上がりに欠け、売買代金は1.8兆円台。
3月11日以来、ほぼ1カ月ぶりの低水準で終わりました。
なお、高寄り後下げて終わったので、日足の形状は陰線でした。
前日につけた小陽線の上に、陰線がかぶさるような形状の日足となっているので、目先買い一巡で、短期的には頭打ちっぽい感じになるのではないかと思います。
日経平均は3/4の戻り高値を抜けたが、買いの勢いは続かず、目先頭打ちか?
先週の金曜日の記事で
「3/4の戻り高値21860円を抜けてきた場合、その後、戻りの勢いがつく形になるのか (商いは増加してくるのか?)は注目されるポイントになる 」
と書いたのですが、今日は寄り値で同高値を抜けてきました。
しかし、そこから買いは続かず、結局、下げて取引を終える形に。
商いも膨らまず、ほぼ1カ月ぶりに低い水準となりました。
日足の形状も小陽線の上に陰線がかぶさるような形状で、上値の重さを感じるような形だったので、このまますんなりと上には行かないような感じかと思います。
なお、今週は金曜日にオプションSQがあります。
今年に入ってからは1月を除いて、SQの日は荒れており、2月、3月といずれも日経平均は400円以上、下げる形になっています。
2月8日:▲418円
3月8日:▲430円
今日の動きとかを見ますと、 3/4の戻り高値を一旦抜いた後、目先頭打ちっぽい感じになっているような感じもしますので、今週もオプションSQの4月12日に向けて、ひと波乱あるのかもしれません。
なお、2月、3月ともにSQで下げた後は反発となっているので、仮に今月も下げる動きとなったとしても下げは一時的で、その後は反転する動きになるのではないかと考えます。