米半導体大手インテルが通年の売上高見通しを引き下げたことなどが嫌気され、今日は朝方から半導体関連銘柄に売りが先行。
日経平均は22167円で寄り付き、140円程度安い水準でスタートしました。
強含みの円相場が重しとなったほか、明日から10連休入りとなる事で様子見姿勢も広がり、10時8分には22073円まで下落。
一時下げ幅は200円を超えました。
ただその後は日銀によるETF買いの思惑や、現物、先物の買い戻しで下げ渋る展開となり、14時43分には22270円まで値を戻す形に。
プラス圏内までは戻す事ができなかったものの、日中の高値圏で引け、日経平均は▲48円の22258円で終了となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
4/15以降、10日間マド空きの水準を維持したまま、大型連休入りする事に
本日の騰落銘柄数は、値上がり731銘柄に対して、値下がりが1325銘柄。
これをうけて騰落レシオ(25日)も低下し、90.2%まで下がりました。
同レシオは、今年の2月5日に133.1%の高値をつけてから低下傾向にあり、同高値以降では3月28日の92.4%が最も低い水準だったのですが、 本日は同水準よりも下にきました。
同レシオはまだ90%台なので、売られすぎの水準まで下げてきているわけではないのですが、過熱感は徐々に薄れる傾向にあります。
なお、本日は日中安値で22073円まで下落しました。
4/15に22000円台にのせてからの安値は22058(4/18)になるのですが、本日はそこまで下げずに切り返す展開となりました。
また、4/12~15にかけて空けたマド(21878~22102円)を埋める形にはなりませんでした。
今日も上記マドを埋めなかったことで、マド空きとなった4/15以降、10日間マド空きの水準を維持して大型連休入りする事になりました。
以上のような点を見る限り、ここまでの動きとしては悪くないので、やはり4/22の記事で書いたように、連休明けに高値をつける展開になるのではないかと考えます。
※くりっく株365は、10連休中でも取引可能です。