今日の日経平均は21111円で寄り付き、小幅安でスタート。
その後、10時3分に21153円まで上げ、プラス圏に浮上しました。
しかしそこからは円高・ドル安歩調が警戒されて再びマイナス圏に突入。
じりじりと値を下げる展開となり、大引け前の14時45分には20924円まで下落し、一時は200円程度下げる局面もありました。
その後、大引けにかけてやや戻しましたが、結局、▲151円の20972円で終了。
日経平均は3日ぶりに反落で引けました。
売買代金は1.7兆円台で、今日も2兆円の大台に届かず。
騰落銘柄数は、値上がり307銘柄に対して、値下がり1781銘柄で、今日の時点の騰落レシオ(25日)は93.9%でした。
その他、今日の日経平均は20924円まで下落したので、6/13の20932円より下に行きました。
株数ベースの裁定買い残は、6/13に2.52億株まで低下
日経平均は20289(6/4)から反転局面に入っていると見ているのですが、ここまでの波動を整理すると次の通りになります。
①20289(6/4)⇒ 21259(6/12)+970円
②21259(6/12)⇒ 20924(6/18)▲335円
値幅ベースでは、①の上げ+970円に対して、②の下げが▲335円なので、①の上げ幅の1/3程度の押しを入れたという形になります。
また、日柄でみますと、①の上げの日柄が7日(両端入れ)に対して、②の下げの日柄が5日なので、上げと下げの日柄のバランス的にはいい感じなのかと思います。
ということで、現状は①の上げに対する調整として②の下げをやっている所にあると見ているのですが、それが終わると③の上げに入ると見ています。
その他、6月13日時点の株数ベースの裁定買い残を見ると2.52億株となっています(6月14日時点の株数ベースの裁定買い残は2.68億株)
これは6月3日時点の2.58億株よりも低い水準となります。
なお、6月5日の記事で、株数ベースの裁定買い残が直近の最低水準を更新したので、昨日の安値(20289(6/4))で当面の安値をつけたとする見方が適当かという事を書いたのですが、6月13日時点の裁定買い残はそれよりも水準的には下です。
ということで、以上のような点からみても、現状は21259(6/12)から調整する動きにありますが、この動きが反転するタイミングはそう遠くはないのではないかという感じがします。