注目されていた6月29日の米中首脳会談で、貿易協議を再開することで合意したほか、米国は中国製品の追加関税措置を先送りすることを決定。
両国の対立姿勢が緩和するとの期待感を背景に、買い先行でスタートし、日経平均は前日よりも290円程度高い21566円で寄り付きました。
その後、9時3分に21559円で日中の安値をつけたあとは終始上値追いの展開となり、大引け前の14時58分に21758円まで上げ、日中の高値をつけました。
そのまま日中の高値で取引を終え、+454円の21729円でクローズ。
日経平均は大幅反発で、今年3番目の上げ幅となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台。
騰落銘柄数は値上がりが2010銘柄に対して、値下がりが108銘柄で、全面高の1日でした。
23500~24000円あたりを今年の高値として想定
6/27の記事で、G20のイベント通過で、動くとしたら上方向に動く感じになるのではないかと書いていたのですが、やはり今日は大幅高で終了となりました。
G20の結果をうけて、来週以降、動きが出てくるか
...
なお、本日、日経平均はマドを空けて上昇。
21758円まで上げてきた事で、6/21につけた戻り高値21497円を大きく超えてきました。
また、一目均衡表の遅行線が明確に陽転するとともに、雲の上限(今日の時点で21557円)も超えてきました。
その他、200日線(今日の時点で21632円)も上に抜ける形になりました。
以上のような今日の上げ方からみますと、ここから相場はサマーラリー入りするかたちになり、当面の間は上げ優位の展開が続くのではないかと考えます。
なお、ここからの上げで22362(4/24)の戻り高値を抜き、6/11の記事で書いた高値(23500~24000円)あたりを目指す、今年最後の上げ相場を展開するかたちになるのではないかと考えます。
≪GMOクリック証券≫操作性・機能性に優れた使いやすいと好評の無料取引ツールが充実!