昨日のNY市場は上昇でしたが、円高進行が嫌気されて朝方から輸出株中心に利益確定売りが先行。
日経平均は21684円で寄り付き、70円程度安く始まりました。
その後、9時11分につけた21708円まで戻した後、再度売られる展開となり、後場入り後の13時26分に21566円まで下落。
そこから引けにかけてやや戻したものの、大きくは戻れず、▲116円の21638円で終了。
日経平均は3日ぶりに反落となりました。
売買代金は1.9兆円台で、昨日に続き今日も2兆円の大台に届かずでした。
なお、騰落数は、値上がり995銘柄に対し、値下がりが1067銘柄で、指数は下落となったものの、騰落銘柄は上げと下げが拮抗しているような感じでした。
地合いとしては悪くないが、商いは盛り上がりに欠けているので、地合いが強いというところまではいかない
日経平均は3日ぶりに反落となりました。
ただ、一昨日の大幅高で、5日線の水準(今日の時点で21547円)とのかい離がやや開いていたので、スピード調整を入れるために下げたという感じかと思われます。
なお、直近では、6/28~7/1にかけて、21324~21559円でマドを空けています。
もしも今の上げの勢いが弱ければ、ここから上記マドを一旦埋めにくる可能性もあると思われます。
しかし、7/1の大幅高で、一目均衡表の遅行線が明確に陽転するとともに、雲の上限も超えてくるなど、テクニカル面では強気シグナルが諸々点灯したので、全般的な地合いとしては悪くないものと考えます。
(地合いとしては悪くないものの、商いは盛り上がりに欠けているので、地合いが強いというところまではいかない)
よって、ここから当該マドは埋めずに反転してくるパターンをメインに想定しています。
なお、現時点で200日線は21620円処にあり、今日の引け値に近い水準に位置しています。
取りあえず、超目先では、当該マドを埋めずに、また、200日線も大きく割れずに反転する勢いを維持できるのか、という点が注目されるところになります。