前日の米国株主要3指数の続伸を好感する形で買い優勢となり、日経平均は20605円で寄り付き、40円程度高い水準で開始となりました。
その後9時6分に20582円まで下げた後は上げ優位の展開となり、15時に20684円で日中の高値をつけ、大引けは+114円の20677円で終了。
日経平均は今日も上昇で、3日続伸となりました。
ただ、日中の高値が20684円に対して、同安値が20582円で、日中の値幅は100円程度で小動きでした。
また、売買代金は昨日に続いて1.5兆円台で、商いは閑散。
今週末のパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演を控えて、様子見ムードが強い1日でした。
これまでのパターンが継続すると、少なくとも9月上旬あたりまでは上げてくる形になる
今日の日経平均は久しぶりに3日続伸となりました。
直近では7/23~25にかけて3日続伸となっているので、約4週間ぶりに3日続伸となったという事になります。
ただ、3日間での上げ幅は270円程度で、商いも増える感じにはなっていないので、上げ方としては今一つという感じです。
この動き方を見る限りでは、まだ安値をつけておらず、ここからまた下げてくるようにも思われます。
しかし、昨日の記事でも書いたように、当面の安値は20110(8/6)でつけたので、ここから少なくとも9月上旬あたりまで上げてくる形になるのではないかと考えております。
上記のように考えたのは、次のような理由によるものです。
20911(3/25)の安値からの動き方を見ますと、21~25日のスパンで上げと下げが繰り返すパターンが継続しています(以下ご参照)。
①20911(3/25) ⇒ 22362(4/24) その間の日柄は23日(両端入れ)
②22362(4/24) ⇒ 20289(6/4) 同24日
③20289(6/4) ⇒ 21784(7/2) 同21日
④21784(7/2) ⇒ 20110(8/6) 同25日
当面、20110(8/6)で安値をつけたので、そこから今度は20日程度戻す形になるのではないかと考えます。
ちなみに、20110(8/6)から20日目(両端入れ)は9/3で、25日目は9/10となります。
以上のような点から、現時点においては、少なくとも9月上旬あたりまでは上げてくる形になるのではないかと見ております。