米中間での報復関税の応酬によりセンチメントが悪化し、前週末のNY市場が大幅安。
さらに外為市場でドル/円が一時104円台と円高に振れたことも嫌気され、日経平均は20325円で寄り付いた後、9時3分に20173円まで下落。
一時下げ幅が500円を超えるかたちになりました。
ただ、それ以上は下げる動きにはならず、やや戻す動きになり、引けは▲449円の20261円で終了。
日経平均は2%以上下げて反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して1.9兆円台。
騰落銘柄数は、値上がり138銘柄に対して、値下がりが1979銘柄で、ほぼ全面安の1日でした。
急反落となるが、8/6につけた安値は割れず
今日の日経平均は急反落となりました。
ただ、日中安値は20173円までで、8/6の20110円は維持して引けるかたちになりました。
TOPIXも同様に急反落で、日中安値は1465までありましたが、8/6の1462はこちらも維持するかたちになりました。
8/19の記事で、ダイアゴナル・トライアングル(斜行三角形)の示現で、ここから少なくとも9月上旬あたりまで上げてくる形になるか、と書いたのですが、今日の下げを見る限りでは、その段階ではまだ三角形の示現はしていなかったということになります。
ただ、今日の下げで斜行三角形ではなく、拡大型の三角形が示現したというよう感じに見えなくもないと思われます。
なお、この場合のカウントは、以下の通りになります。(引け値ベースでみた場合のカウント)
①21756(7/25) ⇒ 20585(8/6)
②20585(8/6) ⇒ 20684(8/9)
③20684(8/9) ⇒ 20405(8/15)
④20405(8/15) ⇒ 20710(8/23)
⑤20710(8/23) ⇒ 20261(8/26)?
仮に上記の通りであれば、①~⑤で三角形の修正は終了。
今日の下げで8/6の20110円を割れなかったこともあり、取りあえずここから、少なくとも9月上旬あたりに向けて、反発に転じてくるのではないかと考えます。