米国株市場の流れを引き継ぐ形で朝方からハイテク関連が堅調に推移し、日経平均は23451円で寄り付き、昨日に続いて高寄りでスタート。
そこから10時47分に23608円まで上昇。
11/8につけた23591円を抜け、一時、上げ幅は300円を超えました。
その後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮小し、後場入り後の12時50分に23350円まで下落。
それ以降は日中の安値圏でのもみ合いとなり、+80円の23373円で終了。
日経平均は3日続伸となりました。
なお、今日はMSCI指数の定期見直しによるリバランスがあったことにより、引けで売買代金が膨み、売買代金は3.1兆円台でした。
途中で上げ失速となったが、5日線を上回り、同線も下向きから上向きに転換
今日は高寄りでスタートしたことで、昨日に続いてマドあけで取引開始となりました。
一時300円以上上げて、戻り高値更新となったのですが、そこから売りに押されて23350円まで下げたことで、2日続けてマド空けでの上げとはなりませんでした。
本日は途中で上げ失速となったため、日足の形状は上髭ありの小陰線となり、勢いに欠ける感じになりました。
ただ、昨日に続いて5日線(今日の時点で23193円)を上回り、11/19の終値は23292円よりも引け値が高かったため、同線も下向きから上向きに転換しました。
また、ザラ場ベースで、23591(11/8)の戻り高値を超えてきているので、同戻り高値からの調整は22726(11/21)までのミニ調整で終わり、再び戻り基調に回帰することになりました。
昨日のNY市場でも主要3指数が5日線を上回り、ナスダックやs&p500は高値更新となっているので、NY市場もミニ調整で終わり、こちらも戻り基調に回帰する形になったのかと思われます。
なお、23591(11/8)の高値で止まらず、再び戻り基調に回帰することとなったので、日柄的に見た場合の次の高値警戒時期は10月17日の記事でも書いたように、12月の上旬あたりになるのかと考えます。