前週末の米国株式市場が高かったことを受けて、買い優勢で始まり、日経平均は23921円でスタートしました。
しかし、寄り直後につけた23923円が日中高値となり、それ以降は模様眺めとなる中、利益確定売りに押される展開に。
14時30分に23810円まで下落して、前日比でマイナスとなる場面もありましたが、引けにかけてやや戻して+4円の23821円で終了。
日経平均は4日ぶりに小反発となりました。
ただ、TOPIXは▲3.65の1729で、4日続落でした。
日中の商いは細り、売買代金は前日よりも減少して1.4兆円台で、1.5兆円を割り込む薄商いでした。
今週前半は今一つぱっとしない動きが続く。週後半の動きに期待
今週は25日に米国はクリスマス休暇で休場、国内は26日に年内最終売買日を控えて個人の節税対策の売りなどもあり、海外市場は強いものの、日本株はそれに追随できない形となっています。
海外勢は26日にクリスマス休暇明けで市場に戻り、国内は27日に実質新年度入りとなるので、今週前半は今日のような今一つぱっとしない動きが続くのかと思われます。
なお、ここまでの日経平均の動きは、24091(12/17)で高値をつけた後、23746(12/20)まで下げた後、本日、多少戻す動きになっています。
高値から下げ幅は345円で、12/12~13にかけて空けたマド(23468~23775円)を一部埋めてくる動きとなっています。
全般的に様子見ムードが広がって盛り上がりに欠ける中、このまま12/12~13にかけて空けたマド(23468~23775円)を完全に埋めずに横ばい基調で推移した場合、動きとしては強いということになると思われます。
基本的に現在の動きは、昨年10月2日につけた24448円の高値を奪回する前のミニ調整と見ているので、クリスマス休暇明けで海外勢が市場に戻り、個人の節税対策の売りがピークを超える週後半以降は、再び戻り動きがでてくるのではないかと考えております。
なお、再度戻り方向に向けた動きが出てきた場合、24448円の高値抜けを目指す動きになってくると想定しております。