昨日のNY市場は堅調で、主要3指数は最高値を更新。
この流れを受けて、今日の日経平均は23893円で寄り付き、30円程度高い水準でスタートしました。
ただ、買いは続かず、9時2分に23908円で日中高値をつけた後は利益確定売りが優勢となり、下げに転換。
円強含みも重しとなり、10時39分には23746円まで値を下げました。
その後は、株価指数先物買いを交えて下げ渋る動きとなり、昼休みの時間帯に上海指数や香港ハンセン指数が強含むと、後場早々には再びプラス圏入りしました。
しかし、そこから買いは続かず、大引けにかけては再び弱含む展開となり、引けは▲48円の23816円で終了。
今日は、週末要因に加え、海外投資家のクリスマス休暇入りをにらみ、様子見気分が強く、日経平均は3日続落となりました。
売買代金は2.3兆円台で、2兆円の大台は超えてきました。
ミニ調整が終了した後は、再度戻り高値を更新する方向に回帰するのでは?
今日の日中安値は23746円まであったので、昨日の記事でも書いたように、12/12~13にかけて空けたマド(23468~23775円)を一部埋めてくる動きとなりました。
今週は、先週金曜日の大幅高の反動で、月曜日に下落して始まったものの、火曜日には24091円まで上げて一時は戻り高値更新となりました。
が、買いの勢いは続かず、水曜日~金曜日まで3日続落する形になりました。
なお、昨日の下げで5日線を割り込み、そして今日の下げで12月10日から上昇傾向が続いていた5日線も下降に転じました。
ただ、今日の下げで3日続落となり、また、上述したように、12/12~13にかけて空けたマド(23468~23775円)を一部埋めてくる動きにもなったので、短期的に見た場合、そろそろ調整一巡となってもおかしくないような感じもします。
来週は年末年始を控えて、手控えムードが強くなる可能性もありますが、その一方で節税対策の売りは来週前半でピークを迎えるので、年末高に向けた期待も出てくるのではないかと考えます。
私は、年末高に向けて動く可能性もあるのではないかと考えているので、先週末の急騰の反動に伴うミニ調整が終了した後は再度戻り高値を更新する方向に回帰すると想定しております。
◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。