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相場格言に「戦争は号砲とともに買え」「遠くの戦争は買い」というものがある。ここは冷静に対応するべき局面か

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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今日は、早朝にイランが駐イラク米軍基地に攻撃したと複数メディアが伝え、リスク回避の売りが先行。

日経平均は23217円で寄り付き、350円程度安く始まりました。

その後は、時間外取引での米株価指数先物安や、円高ドル安進行とともに下げ幅を拡大し、9時41分には22951円まで下落。

一時、23000円の大台を割り込み、下げ幅は600円を超えました。

売り一巡後は下げ幅を縮小する展開になり、昼にイランのザリフ外相が「報復措置は終了し、我々は事態の深刻化も戦争も求めていない」と述べたと伝わったことをうけて買い戻しの動きが広がり、13時11分には23303円まで戻しました。

ただ、それ以上、買い進む動きは見られず、引けにかけて再度下落する動きになり、最終的に▲370円の23204円で終了。

日経平均は反落となりました。

売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。

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日経平均は一時75日線近辺まで下落。ここら辺りで下げ止まるかどうかが、注目される

昨日は一昨日の下げ幅の8割程度を戻したのですが、本日は一転して再び売られる展開となり、1/8につけた23148円の安値を割り込みました。

1/6の記事で、「75日線が位置する22866円か、昨年11月21日の安値22726円あたりが次の下値のメドになると思われます」と書いたのですが、今日の安値は22951円まであったので、75日線(今日の時点で22912円)に近い所まで下げてきました。

今日の日足は、下ひげありの十字線なので、ここら辺りで下げ止まるかどうかが、注目される所です。

昨年に続き、大発会は波乱含みでスタートだが、上げ相場の中の調整局面に伴う下げとみるのが適当ではないか
...

なお、イラン問題に振り回される動きが続いているのですが、過去に戦争があった時の値動きを振り返えると、以下の通りになっています。

2003年にイラク戦争があった時は、戦争が開戦となった時点が大よその安値となり、以降は一時的に安値を割れる動きもあったのですが、下げは限定的で、その後は上昇する展開になりました。

それより前の1991年の湾岸戦争の時も、開戦直後は一時的に下げることもあったのですが、開戦後の2か月間で、日経平均は22000円台から27000円台まで上げる展開となりました。

相場格言に「戦争は号砲とともに買え」「遠くの戦争は買い」というものがありますので、今回のケースでもこれが当てはまるのではないかと考えます。

新年早々、ボラティリティ(予想変動率)が高い動きが続いておりますが、ここは狼狽売りをせず、冷静に対応するべき局面ではないかと思います。

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