前日の米国株市場はキング牧師生誕記念日のため休場だったので、朝方は手掛かり材料に欠ける中、日経平均は24072円で寄り付き、前日よりも10円程度小安い水準でスタートしました。
その後、香港ハンセン指数が新型肺炎拡大懸念で下げを拡げると、先物に売りが入り、為替市場の円高進行と合わせて日経平均も下げの勢いが強まりました。
そこから今日は終始売り優勢の展開となり、大引け前の14時58分に23843円まで下落。
日経平均は▲218円の23864円で引け、4日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日よりも増加したものの、1.6兆円台で、本日も2兆円の大台には届かず。
なお、騰落銘柄数は、値上がりが1002銘柄に対して、値下がりが1041銘柄で、日経平均が200円以上下げた割には値上がり銘柄がやや多い1日でした。
24000円台の維持は2日連続で終了
昨日の記事で、日経平均はこのまま24000円台を維持できるのか注目と書いたのですが、本日の下げで再び大台割れとなり、引け値ベースでの24000円台の維持は先週金曜日と昨日の2日連続で終了しました。
今日は大台を維持できず、200円以上下げる動きとなりましたが、日経平均は直近で24091円(2019年12月17日)から22951円(2020年1月8日)まで1140円下げているので、当面の調整はこの下げで終了。
以降は上昇局面に回帰していると見ています。
なお、本日、200円以上下げる動きにはなりましたが、ここから再度、売り込む動きが広がる可能性は低いと考えています。
22951円(2020年1月8日)から反発に転じ、昨日つけた高値24108円まで、1157円上げてきているので、今日の下落は、短期的にこの上げに対してスピード調整を入れる、という意味合いでの動きとなるのではないかと想定します。
よって、ここから比較的早い段階で切り返しに転じ、再度24000円の大台に乗せてくるのではないかと考えます。