スポンサーリンク
スポンサーリンク

日経平均は2月3日の安値で拡大フラットの調整波が終了か?

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
スポンサーリンク

中国人民銀行(中央銀行)が大規模な資金供給を実施したことなどが、新型肺炎の感染拡大による景気減速懸念を緩和し、前日のNY市場で、ナスダックは最高値を更新。

S&P500とNYダウも大幅高となった他、為替の円安進行なども安心材料となり、朝方から買いが先行する展開に。

日経平均は23351円で寄り付き、260円程度高く寄り付きました。

そこから10時35分に23241円まで下落し、上げ幅を縮めましたが、その後、切り返しに転じて14時には23414円まで上げ、日中の高値をつけました。

上海総合株価指数をはじめアジア株がしっかり推移したことも株高の支えとなりました。

引けにかけてはやや上げ幅を縮小する展開となり、+234円の23319円で終了。

日経平均は続伸となりました。

売買代金は前日よりも増加して2.4兆円台。

騰落銘柄数は、値上がりが1581銘柄に対して、値下がりが493銘柄で、今日も値上がり銘柄が優勢となりました。

スポンサーリンク

日経平均は続伸で、これまで続いてきたパターンに変化の兆しが見られる

昨日の記事で、

「日経平均は先週の1/28から下げと上げを交互に繰り返す動きを続けているため、続落、あるいは続伸というのがありません。明日も上げとなると、ここまでのパターンから変化する事になりますので、再び上昇トレンドに回帰する可能性が出てきます」

と書いたのですが、日経平均は今日も上昇となり、続伸となりました。

日経平均は昨日の安値で目先底を入れた可能性も
...

なお、今日の上げにより、これまでのパターンから変化する兆しが出てきたのですが、夜間市場に入ってから日経平均先物が上昇し、一時23690円をつけるところまで上げてきています。

これらの点から見ますと、2月3日の22775円の安値で、目先の底値をつけた可能性がより強くなってきたように感じられます。

また、これまで何度も書いてきているように、24091(2019年12月17日)から調整波(※1)が進行中と見ているのですが、この調整波が2月3日の22775円で終了したとすると、この調整波の波形は、1月27日の記事で書いたように拡大フラット(※2)のパターンになる事になります。

(※1)調整波は、以下のようにa-b-cの3波で下げる形になっていると考えています。

(※2)拡大フラットとは、a波の下げと、b波の上げが同程度になるのですが、c波の下げがa波の下げよりも大きくなるようなパターンを言います。

a波(下げ):24091(2019年12月17日)⇒ 22951(2020年1月8日)

b波(上げ):22951(2020年1月8日) ⇒ 24115(1月17日)

c波(下げ):24115(1月17日) ⇒ 22775(2月3日)?

日経平均は新型コロナウイルスの拡大懸念で下げる。ここから直近の安値22951円を下回る可能性もあるが、下げが一段落すれば再度上昇トレンドに回帰すると考える
...

NYダウの例を見ても、拡大フラットの調整波をやった後の上昇波は大きくなる傾向が見られるので、ここからの展開は期待できるものになるのかもしれません。

◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
日経平均

関連コンテンツ

▼以下2件ランキング参加中。記事投稿のモチベーションになりますので、応援宜しくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 相場観へ

シェアする
フォローする