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日経平均は急反発で、上昇トレンド再開の見方が強まる。この上げは5~6月ぐらいまで続くのではないか

日経平均チャート 日経平均
出所:SBI証券
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新型肺炎について、治療薬やワクチン開発に関する報道が相次ぎ、過度な不安心理が後退。

前日の米国株市場で、NYダウが483ドル高で、ナスダックが連日で史上最高値を更新。

これを受けた今日の東京市場は、リスク許容度の高まった外国人の買いを誘導する一方、ヘッジファンドによる先物への買い戻しが全体相場を押し上げ、日経平均は23641円で寄り付き、今日も高寄りでスタートしました。

その後、後場に入ると、中国が米国からの輸入する一部製品の関税を引き下げると伝わり、これを好感する形で上げ幅を更に拡大。

13時57分に23995円まで上げ、24000円の大台まであと5円に迫りました。

そこからやや上げ幅を縮めて取引を終了。

日経平均は+554円の23873円となり、3日続伸となりました。

売買代金は前日よりも大幅に増加して3兆円台のせ。

騰落銘柄数は、値上がりが1838銘柄に対して、値下がりが271銘柄で、値上がり銘柄が全体の85%を占めました。

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日経平均は2日連続してマド空けでの上昇。売買代金も大きく膨らむ

日経平均の今日の日中安値が23625円に対して、昨日の同高値が23414円だったので、前日に続いて2日連続でマドを空けての上昇となりました。

なお、今日の高値は23995円まであったので、1/24~27にかけて空けたマド(23463~23755円)を一気に埋めてきました。

1月27日の483円安で陰転入りした一目均衡表の遅行線も、再度陽転入りとなる目前まで上げてきました。

その他、売買代金の水準も大幅に膨らみ、3兆円台のせまで拡大しました。

以上の点からみるかぎり、日経平均は2/3の22775円で安値をつけて、以降は再び上昇トレンドに回帰した、と見るのが適当かと思います。

なお、1/31の記事で、「次の下げで調整局面は終了か」と書いたのですが、この記事を書いた翌営業日の2/3に22775円で安値をつけて、以降切り返しに転じているので、この時に書いた見方は正しかったのかと思います。

ダイアゴナル・トライアングルのパターンをやっているとしたら、次の下げで調整局面は終了か
...

また、昨年、日経平均が20110(8/6)で安値をつけた時も、8/17の記事で、「8/6の20110円で当面の安値をつけ、ここから反発してくる局面か?」と書きました。

ダイアゴナル・トライアングルの示現で、ここから少なくとも9月上旬あたりまで上げてくる形になるか
...

この時も、結局、8/6の20110円の安値が底値となり、以降、切り返しに転じてきたので、一応、2回連続して底値に近いところでの見極めはできたのではないかと思います。

(ただし、8月安値の際は、短期(3週間程度)の戻りで終わるという見方は間違っておりました)

さて、相場の方は、2/3の22775円の安値で調整局面が終了し、そこから再度上昇トレンドに回帰していると見ているのですが、この上げは恐らく5~6月あたりまで続くのではないかと現時点においては考えております。

◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。
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