前日の米国株市場は続伸で、NYダウは4連騰しました。
ただ、日経平均は昨日大きく上げていたことで、今日は19776円で寄り付き、前日終値とほぼ変わらずでスタートとなりました。
9時18分に19841円まで上げて、60円程度プラスとなったのですが、そこから目先筋の戻り売りが優勢となり、11時に19638円まで下落。
一時150円程度マイナスとなる場面もありました。
しかし、後場に入ると日銀のETF買い観測も出て、下値を拾う動きで株価は持ち直す展開に。
最終的には▲12円の19771円で終了。
日経平均は小幅反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.1兆円台。
前場は値下がり銘柄数が優勢だったのですが、後場は一転して値上がり銘柄1300超えとなり、全体の6割程度を占める形になりました。
夜間市場で日経平均先物が上昇し、20000円を超えてきている
今日は前日の大幅高の反動で、小幅安で引けました。
ただ、夜間市場に入ってから日経平均先物が上昇しており、一時20100円をつけるところまで上げてきています。
日本市場は明日お休みなので、今の勢いが明後日まで続くのか、現時点ではわかりません。
が、このままいくと、休み明けの4/30には4/17につけた戻り高値19922円を超えてきそうな感じがします。
また、今日、日経平均は小幅安だったのですが、TOPIXは小幅プラスで1449で終了しています。
TOPIXは、日経平均と違い、3/27につけた戻り高値1459を抜けることができていないのですが、現状、同高値まであと10ポイント程度のところに位置しているので、こちらもこのままいくと、明後日に戻り高値更新となりそうな感じです。
ただ、昨日の記事でも書いたように、今は3月下旬につけた安値から3度目の戻りを入れているところで、その戻りが止まると、2番底を試す動きに移行する可能性が強くなってくるのではないかと考えています。
日経平均は2/20の23806円から3/19の安値16358円まで急落しているのですが、この間の日柄は20日(両端入れ)となっています。
それに対して、3/19の安値16358円から今日までの日柄は28日です。
日柄的な面から見ても、戻りはそろそろいい所まで来ているように思われます。
なお、昨日の記事でも書いたように、戻り高値を超えたとしても、それを大きく上回ることができずに失速する形になると、3月下旬の安値から続いてきた戻り相場は終了となる可能性が強くなってきます。
よって、休み明けに戻り高値を抜けてくる動きとなった場合は、どこまで上値を試せるのかが焦点となってきます。