前週末の米株式市場は上昇で、アップルなどハイテク株を中心に上昇し、ナスダックやS&P500は最高値を更新しました。
ただ、今日の日経平均は22913円で寄り付き、小幅安でスタートしました。
その後、9時38分に22862円まで値を下げましたが、下値は限定的で、徐々に値を上げる展開に。
前引け前の11時23分には23012円まで上昇し、一時、23000円台を回復。
そこからやや値を戻しましたが、+65円の22985円で取引を終了。
日経平均は続伸となりました。
ただ、商いは今日も閑散で、売買代金は1.5兆円台。
今日も2兆円の大台には届かずでした。
戻り高値を越えられるのかが目先の焦点
日経平均は23338(8/14)で戻り高値を抜けた後、やや軟化する動きが続いており、先週金曜日の時点では、日経平均先物は一時22700円をつけるところまで下げていました。
このため、先週金曜日の記事で、「来週以降の相場は特に要注意か?」と書きました。
来週月曜日の日経平均が引値ベースで22800円を割れると、約3か月ぶりに200日線が下向きに転換してくる
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しかし、前週末の米株式市場は上昇となり、ナスダックやS&P500は最高値を更新となりました。
米株式市場の上昇をうけて、日本株も切り返す動きとなっており、夜間市場で日経平均先物は、今度は一時23120円をつけるところまで上げています。
このため、要警戒とする見方はやや先送りとなりそうで、ここからはそれとは逆に、再度、23338(8/14)でつけた戻り高値を試すような展開になりそうな感じです。
ただし、9月以降は警戒という見方自体は変わらずなので、目先的にはここからの戻りで、23338(8/14)でつけた戻り高値を超えられるのか、という点が焦点となります。
仮にここからの戻りで戻り高値を抜けられないようだと、9月以降は要警戒という見方が強まると考えています。