前日の米国株市場で主要株価指数が揃って上昇。
ナスダックとS&P500が史上最高値を更新したことを受けて、寄り付きから景気敏感の大型株など中心に買いが先行。
日経平均は23242円で寄り付き、高寄りでスタートしました。
その後も次第高の展開となり、12時38分には23431円まで上昇しました。
ただ、そこからは戻り売り圧力が高まり、伸び悩む展開に。
日経平均は+311円の23296円で終了。
3日続伸となりました。
売買代金は2.1兆円台で、7営業日ぶりに2兆円台に乗せました。
今回の戻りで、4度目の24000円台乗せとなるか?
昨日の日中高値が23012円に対して、今日の同安値が23225円だったので、前日よりも200円程度マドを空けて上げる展開となりました。
なお、日中高値は23431円まであったので、8/14につけた戻り高値23338円を更新しました。
TOPIXも1633.91まであり、6/9につけた戻り高値1633.4を抜けてきました。
米国株が高値更新を続けていく中、日本株はなかなかその動きに追随できない動きが続いていたのですが、本日やっと戻り高値を抜ける動きとなりました。
日経平均、TOPIXともに戻り高値を抜ける動きとなったので、次はコロナ前の高値(※)を抜けることができるのかがポイントになります。
(※)日経平均は24115円。TOPIXは1747.2。
ただ、日経平均の24000円台は、2018年以降に3回つけて、その都度はじき返された水準となるので、仮に今回の上げでそこまで戻したとしても、それよりも上に行くのはけっこう難しいのではないかと考えます。