今日の日経平均は、23257円で寄り付き、40円程度安い水準でスタート。
9時13分に23348円まで上げたものの、前日にコロナ急落直前の水準を回復した達成感があり、見送りムードが強まり、そこから値を下げる展開に。
後場寄りの12時30分に23203円まで下げたのですが、その後は戻す動きとなりました。
本日は強弱感が対立する中、日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する方向感に欠けた展開となり、▲5円の23290円で終了。
日経平均は、4日ぶりに下落となりました。
売買代金は1.6兆円台で、再び2兆円を下回り、薄商いの1日でした。
来週になると、200日前の日経平均の水準が切りあがってくる
昨日、戻り高値を更新する形になったのですが、買いの勢いは続かず、小幅に下落となりました。
一昨日から昨日にかけて、23012~23225円でマドを空けているのですが、本日、23203円まで下げたので、一部それを埋めてくる動きとなりました。
場合によってはもう一度押して、上記マドを埋めてくる動きになるかもしれないのですが、昨日、戻り高値を更新したことで、今は戻りを試す局面にあると思います。
なお、現在から200日前の日経平均の水準は、今週は22843~22974円にあるので、現状の水準を維持していれば、200日線の下向きへの転換はありません。
しかし、来週に入ると、同水準が23251~23391円に切りあがってくるため、仮に現状の水準を維持したままだと、来週半ばあたりから5/28から上向き傾向にあった200日線のトレンドに変化が出てくることになります。(上向きから横ばい傾向に変化)
なので、それを回避するためには、早々に24000円台を回復する方向に動いてくる必要があります。
戻り高値更新後、今日は一服する動きとなったのですが、早々に24000円台を回復する方向に動いてこれるかが目先焦点となります。