前日の米国株式市場の上昇を好感して、23022円で寄り付き、23000円台にのせてスタートしました。
そこから9時28分に23135円まで上げ、一時は200円以上高くなる場面もありましたが、その後は上げ幅を縮小する展開に。
大引けにつけた22920円が日中安値となり、安値引けで終了。
日経平均は+39円で、小反発となりました。
売買代金は1.6兆円台で、2兆円に届かず。
今日は週末ということもあり、模様眺めムードに支配され、引き続き薄商いの閑散相場が継続となりました。
来週以降の相場は特に要注意か?
先日はPCが壊れて更新できないときがあったのですが、今度はWifiルータが壊れて更新ができませんでした。
家電製品は壊れるときは、立て続けに壊れるものですね。
まいりました。
さて、相場の方なのですが、今日は一時200円以上高くなり、23000円を回復する場面もあったのですが、その後失速となり、引け値では5日線(今日の時点で23011円)を回復することができませんでした。
なお、その後の夜間市場で日経平均先物は下落しており、一時22700円をつけるところまで下げています。
この流れがそのまま続くと、来週月曜日には、8/20につけた22851円を割れてきそうです。
そして、引値ベースで22800円を割れると、5/28から上向き基調に転じていた200日線が、約3か月ぶりに下向きに転換することになります。
8/7の記事で、過去に200日線が下向きに転換したケースでは下げが拡がる展開となっている、と書いたように、従来から200日線のトレンド転換には注意するべきと考えてきました。
それが、このままいくと実現しそうなので、来週以降の相場は特に注意を要することになると考えます。
仮にここで下げに転換すると、日経平均のチャート的には、23185(6/9)の高値と23338(8/14)の高値でダブルトップをつけたような感じになります。
一方、TOPIXは、1633.4(6/9)の高値を1628.67(8/13)で抜けていないので、日経平均とTOPIXで動きが異なる、所謂、ダイバージェンスの状態が生じることになります。
これらの動きも、目先、天井打ちをにおわせるような動きとなるので、要注意となります。
というわけで、とりあえず、今晩の米国市場がどのような形で終わり、それを引き継いだ、来週月曜日の日本株の動きがどうなるのか、注目されます。