前週末の米国株式市場は、NYダウは上げたものの、ナスダックは下落で、高安まちまちの動きでした。
ただ、本日の日経平均は23431円で寄り付き、小幅高でスタート。
その後は、時間外取引における米株先物が堅調に推移したことを好感して、幅広く物色されて、11時23分には23582円まで上昇。
9/3につけた高値23580円をわずかに更新。
その後は、FOMCの結果を見極めたいとするムードが強くなったこともあり、後場に入ると小動きで終始しました。
日経平均は＋152円の23559円で終了し、3日続伸となりました。
売買代金は2.1兆円台で、今日も2兆円の大台にはのせてきました。
日経平均、TOPIXともに戻り高値を更新
今日の日経平均は9/3の高値を更新し、TOPIXについても日中高値は1652まであり、9/3の高値1639を超えてきました。
先週金曜日のメジャーSQを上げで通過した流れを継続して、戻り高値を更新する動きになったのかと思われます。
なお、日経平均は6/9に23185円で高値をつけてから、じりじりと上値を切り上げる形になっているのですが、これまでは直近の高値を超えることができてもその上げは持続せず、1~2日で下落するという動きが続いています。
このため、じりじりと上値を切り上げる形が続いているものの、レンジ相場を抜けるような動きにはなっていません。
よって、この先も上げを持続できるのかが焦点となります。
なお、このところ、米国株が下げても日本株は堅調な動きが続いているので、このまま上に行きそうな感じもします。
しかし、米国株の動きはまだ不安定なので、米国株が下押しした場合、足を引っ張られる可能性もあると思われます。
来週あたりまで米国株が不安定な状況は続きそうなので、安定して上げてくるのはそれ以降となるのではないかと考えます。
