中国の景気回復や米国の追加経済対策への思惑を背景に、前日の欧米株市場は大幅上昇しました。
ただ、前日に日経平均は300円を超える上昇だったことに加えて、今日は配当権利落ちに伴う下げも加わることで、日経平均は23410円で寄り付き、100円程度下落して開始しました。
9時22分に23347円まで下げた後は、配当再投資による買いや日銀のETF買いなどへの期待から徐々に切り返す展開に。
14時6分に23622円まで上げて、9/14につけた23582円の高値を抜けました。
14時過ぎから再び軟化し、一時マイナス圏に落ちる場面もありましたが、引けにかけて再度戻して+27円の23539円で終了。
日経平均は3日続伸となり、売買代金は2.3兆円でした。
配当権利落ちを埋めて3日続伸で、強い動き
今日は配当権利落ちだったのですが、それを埋めてプラス圏で終了となりました。
今日は9/14につけた23582円の高値を抜けて、23622円まで上げる場面もありました。
なお、9/15の記事でも書いたのですが、これまでの動きを振り返ると、高値を更新した後下落して再び高値挑戦に向けて動くという動きを繰り返しています。
①8/14に23338円で高値を抜いた後、4日下落。
②8/25に23431円で高値を抜いた後、3日下落。
③9/3に23580円で高値を抜いた後、4日下落。
④9/14に23582円で高値を抜いた後、6日下落。
というわけで、8月から高値を抜けるもののその勢いは続かない動きが継続しているので、6月につけた23185円の高値からレンジ相場が続いているとみることができます。
ただ、米国株の短期調整局面は9/24で終わったのではないかとみられることから、9/23の記事でも書いたように、そろそろレンジ抜けの動きとなってもおかしくないのではないかと思われます。
その場合、レンジ抜けで一段高の展開になってくるのではないかと考えます。