今日の日経平均は23478円で寄り付き、60円程度安い水準でスタートしました。
11時17分に23522円まで戻して前場は小安い水準でクローズしました。
しかし、後場に入ると、米大統領候補のテレビ討論会の結果を受けて時間外取引で米株先物が急落。
それにつれて、日経平均も連れ安となる形になって、下げ幅を拡大。
14時49分に23170円まで下落して日中の安値圏で取引を終えました。
日経平均は▲353円の23185円で、4日ぶりに反落。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
高値更新後失速する動きは、これで5回目
昨日の日経平均は23622円まで上げて、9/14につけた23582円の高値を抜けました。
ここから上値追いの展開になるかと期待していましたが、今日は23170円まで下落する形になったので、またしても失速する動きとなりました。
昨日の記事でも書いたように、これまで、高値を更新した後下落して再び高値挑戦に向けて動くという動きを繰り返しているのですが、今回もまた高値更新後失速するという動きとなったので、5回連続で同じような動きとなりました。
レンジ抜けで一段高の展開になる局面は近づいているのではないか
中国の景気回復や米国の追加経済対策への思惑を背景に、前日の欧米株市場は大幅上昇しました。ただ、前日に日経平均は300円を超える上昇だったことに加えて、今日は配当権利落ちに伴う下げも加わることで、日経平均は23410円で寄り付き、100円程度...
なお、今日下げたことで、日経平均は再度25日線(今日の時点で23278円)を割れました。
これまでの動きを振り返りると、以下のいずれのケースでも25日線を割れた後、切り返して高値を再び更新するという動きになっています。
①8/28 ザラバ安値が22594円まであり、25日線割れ。
②9/9 ザラバ安値が22878円まであり、25日線割れ。
③9/24 ザラバ安値が23039円まであり、25日線割れ。
よって、今回も従来と同様の動きとなるのかどうかが注目されます。
基本的に上昇トレンドは継続しているので、今回もまた、従来と同じような動き方になるのではないかと考えています。