前日の米国株市場で主要株指数が揃って切り返したことで投資家心理が改善。
これをうけて今日の日経平均は23615円で寄り付き、50円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時22分に23702円まで上昇し、一昨日に続いて10/9につけた戻り高値23725円に接近する場面も安値はありました。
しかし買いは続かずに押し戻されて、+72円の23639円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して1.8兆円台でした。
なかなか動きが出てこない状態が長期化
現状、直近につけた高値が23725(10/9)に対して、同安値が23382(10/16)になるので、上下値幅が343円の中でもみ合っている状況になります。
なお、23431(8/25)の高値以降の値幅の推移をみると以下の通りになっており、徐々に上下の値幅が縮小している傾向がみてとれます。
23431(8/25) ⇒ 22594(8/28) ▲837円
23580(9/3) ⇒ 22878(9/9) ▲702円
23622(9/29) ⇒ 22951(10/2) ▲671円
2か月程度、今のような膠着状態が続いているため、なかなか動きが出てこない状態が長期化しているのですが、いずれもみ合いを放れてトレンドが出てくると考えます。
なお、25日線よりも上に位置した状態でもみ合う動きが継続しているので、もみ合いを放れてトレンドが出てくるとしたら、上放れの方向になるのではないかと考えます。
まあ、いずれ動きは出てくると思われるので、それが到来する局面を待ちたいと思います。