前日の米株市場では新型コロナウイルスのワクチン開発を巡る不透明感が重荷となり、NYダウ、ナスダック総合指数とも終盤に値を崩す展開。
これをうけて今日の日経平均は23525円でスタート。
9時5分に23555円まで戻した後は売りに押される展開となり、13時に23436円まで下落。
一時下げ幅は200円程度となりました。
その後、引けかけてやや戻し、▲165円の23474円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して1.7兆円台でした。
騰落レシオ(25日)は、89.87%まで低下
今日の騰落銘柄数は、値上がりが388銘柄に対して、値下がりが1730銘柄で、値下がりが優勢の1日でした。
これで騰落レシオ(25日)は、89.87%まで低下。
10月6日に同レシオは136%だったので、2週間弱で46ポイント程度低下してきたことになります。
日経平均は、昨日の日中安値が23611円に対して、今日の同高値が23555円だったので、前日よりも50円程度マドを空けて下落しました。
ただ、25日線(今日の時点で23429円)は維持して引けていますので、明日以降、この水準を維持できるのか、というところになりますが、基本的にはレンジ相場が続く中での動きになるかと考えます。
なお、マザーズ指数は本日4.51%の下落で、新興株が冴えない感じでした。
マザーズ指数も1259.4で引けたので、25日線(今日の時点で1265.72)をやや下回りました。
こちらもこのあたりで踏みとどまれるのか、という点が注目されるところになります。
そのほかでは、9/29まではTOPIXと日経平均が同じような動き方になっていたのですが、日経平均が10/9に高値を抜けたのに対して、TOPIXは高値を抜けることができなかったので、日経平均とTOPIXでやや動きが異なっています。
こちらの方も、比較的早期にこの動きを解消できるのか、という点が注目されるところになります。