前日の米株式市場で、米追加経済対策への期待が後退したことが嫌気され、NYダウが400ドル弱下落。
この流れを受け、日経平均は23587円で始まり、下落してスタートしました。
9時28分に23674円まで上げて、前日比でプラスとなる場面もあったのですが、再度売りに押される展開となり、14時31分に23518円まで値を下げました。
その後はやや戻したものの、最終的に▲104円の23567円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりは増加したものの、1.7兆円台にとどまりました。
上下に動く幅が徐々に縮まってきているような感じも見られる
日経平均は昨日、23707円まで上昇したものの、買いは続かず、反落となりました。
引き続き、上値を追う動きにはならないものの、かといって下がらず、戻り高値圏でもみ合う動きが続いています。
このため、25日線と75日線の差が縮小する動きが依然として継続しています。
10/7の記事を書いた時点では、25日線と75日線の差は433円でした。
レンジ上限を前にもみ合う動きは続く
前日の米国株式市場は、トランプ米大統領が民主党との追加経済対策を巡る協議を大統領選後まで停止する考えを示したことで下落。これをうけて朝方の日経平均は23272円で寄り付き、連れ安の展開となりました。しかし、その後、大統領が航空業界向けの雇用...
そして今日の時点では、25日線は23425円に対して、75日線は23011円なので、その差は414円となっています。
10/7の時点から2週間程度を経過して、20円程度、その差が縮小しています。
いつまでもその差が縮小する状態が続くわけではないので、いずれどこかで動きが出て、25日線と75日線の差が縮小する動きは止まると思われます。
どこで動きが出てくるのか、想定するのは難しいのですが、上下に動く幅が徐々に縮まってきているような感じも見られるので、動きが出てくる局面も近づきつつあるのではないかと考えます。