前日の米国株式相場が上昇したことを受けて日経平均は23619円で寄り付き、大きく上げてスタートしました。
9時2分に23505円まで押した後は上値を伸ばす動きとなり、後場に入ると13時9分に23801円まで上昇し、上げ幅を拡大する局面もありました。
ただ、買い一巡後は米大統領選の開票速報をにらみながらの展開になり、高値圏で小動きとなりました。
引けは+399円の23695円で終了。
日経平均は大幅続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
明日以降も今日の勢いを持続できるかがポイント
日経平均の前日の日中高値が23370円に対して、今日の同安値が23505円だったので、前日よりも130円程度マドを空けて上げる動きとなりました。
また、23695円で引けたことで、25日線(今日の時点で23444円)を超えてきました。
そのほか、日中高値が23801円まであったことで、10/9につけた戻り高値23725円も抜けてきました。
10/28の記事で、「10月末から11月初旬にかけて安値をつける展開か」と書いたのですが、日経平均は10/30に22977円の安値をつけた後、11/2と11/4の大幅高で10/9につけた戻り高値23725円も抜けてきたので、一応見方としてはあっていたのかと思われます。
10月末から11月初旬にかけて安値をつける展開か
欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒する売りが継続して、前日のNY市場でナスダックはプラスでしたが、NYダウは222ドル安で3日続落。これをうけて今日の日経平均は23372円でスタート。9時38分に23334円まで値を下げましたが、...
なお、本日、戻り高値を抜けてきましたので、大事なのはこれからとなります。
今年の8月以降は、直近の高値を抜けてもその動きが持続せず、1日ないしは2日後に失速して再びレンジ圏内の動きを繰り返してきています。
長く続いてきたレンジ相場を抜けてくるためには、ここから上げを持続させる必要があります。
明日以降も今日の流れを継続できるのか、注目されるところです。